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F1、2021年の改訂版カレンダー公開 イモラが復活

鈴鹿は10月10日決勝、オーストラリアが年後半に移動して開幕戦はバーレーンに

2021年1月12日(現地時間) 発表

2021年シーズンのF1は、7年ぶりに日本人F1ドライバーの角田裕毅選手が参戦

 フォーミュラ1は1月12日(現地時間)、改訂された2021シーズンのカレンダーを明らかにした。F1の2021シーズンは、オーストラリアが年内後半に移動して、3月28日のバーレーンで開幕することになった。また、イモラでの開催が復活するなど23レースを維持した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)に関する現在の状況によりメルボルンで開幕を迎えることが不可能となったが、オーストラリアGPはF1とオーストラリア当局との合意に基づき、11月18日~21日に開催される。

 また、進行中の旅行制限のため、2021年の中国グランプリは予定日に開催されない。中国のプロモーターや当局との話し合いが進行中であり、可能であればシーズン後半にレースのスケジュールを変更する可能性があるとしている。

 中国では予定日に実現できないため、イタリアのイモラでの開催が4月18日にF1カレンダーに復活する。カレンダーの中のTBCレースについては、あらためて発表があり、5月2日の新しい日に開催予定。

 これらの変更の結果、2021年のレース数は23にとどまり、今後もプロモーターやパートナーと緊密に連携して、進行中のCOVID-19の状況を監視し、3月のシーズン開始を目指す。

 更新された2021のF1レースカレンダーは次のとおり。

3月28日:バーレーン(サヒール)
4月18日:イタリア(イモラ:カレンダーの改訂は世界モータースポーツ評議会の承認が必要)
5月2日:TBC
5月9日:スペイン(バルセロナ)
5月23日:モナコ(モナコ)
6月6日:アゼルバイジャン(バクー)
6月13日:カナダ(モントリオール)
6月27日:フランス(ル・カステレ)
7月4日:オーストリア(シュピールベルク)
7月18日:イギリス(シルバーストーン)
8月1日:ハンガリー(ブダペスト)
8月29日:ベルギー(スパ)
9月5日:オランダ(ザントフォールト)
9月12日:イタリア(モンツァ)
9月26日:ロシア(ソチ)
10月3日:シンガポール(シンガポール)
10月10日:日本(鈴鹿)
10月24日:米国(オースティン)
10月31日:メキシコ(メキシコシティ)
11月7日:ブラジル(サンパウロ)
11月21日:オーストラリア(メルボルン:カレンダーの改訂は世界モータースポーツ評議会の承認が必要)
12月5日:サウジアラビア(ジェッダ:サーキットの公認が必要)
12月12日:アブダビ(ヤス島)

 フォーミュラ1の社長兼最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリ氏は「フォーミュラ1は、シーズンに予定されているレースの数は変わらないことを確認できて嬉しく思います。世界的大流行はまだ生活を正常に戻すことを許していませんが、2020年に私たちは最初の国際スポーツとして安全にレースできることを示しました。私たちは今シーズンに提供する経験と計画を持っています」などとコメントしている。