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フォルクスワーゲン、「T-Roc」に1.5TSI&7速DSGを搭載したガソリンモデル

2021年5月13日 発売

355万円~376万円

T-Rocにガソリンエンジンモデルを追加設定

アクティブシリンダーマネジメントで燃料消費率を改善

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは5月13日、クロスオーバーSUV「T-Roc(ティーロック)」にガソリンエンジンモデルを追加設定して発売した。価格はエントリーグレードの「TSI Style(スタイル)」が355万円、「TSI Style Design Package(スタイル デザインパッケージ)」が376万円。

 今回追加設定されたガソリンエンジンモデルは直列4気筒DOHC 1.5リッターターボの1.5TSIエンジンと7速DSGを搭載。1.5TSIエンジンは、アクティブシリンダーマネジメント(気筒休止機能)を搭載することで走行シーンに応じて4気筒から2気筒での走行が可能で、燃料消費率の改善に寄与する。1.5TSIエンジンは最高出力110kW(150PS)/5000-6000rpmを発生するとともに、最大トルクは250Nm(25.5kgfm)/1500-3500rpmと低回転から最大トルクを発生するのが特徴になっている。WLTCモード燃費は15.7km/L。

直列4気筒DOHC 1.5リッターターボの1.5TSIエンジン

 運転支援システムはすでに導入済みのTDIグレードと同様の装備を設定。先行車を完全停止状態まで自動追従して走行するアダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)やデジタルメータークラスター“Digital Cock Pit Pro”など、上級モデル譲りの先進安全装備や快適装備を標準装備している。

 また、インフォテイメントシステムには常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを採用し、オンラインサービス“We Connect”“We Connect Plus”と合わせることで最新の渋滞情報や運転に必要な情報などの入手が可能となり、今まで以上に充実したサービスを利用できる。

 外板色は、「TSI Style」はフラッシュレッド、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの全3色、「TSI Style Design Package」はフラッシュレッド、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、ターメリックイエローメタリック、ラヴェンナブルーメタリックの全5色を設定。中でも「TSI Style Design Package」では、ラヴェンナブルーメタリックを選ぶとインテリアがボディカラー同色系のブルーにカラーコーディネートされ、ルーフもホワイトルーフとなり鮮やかな2トーンカラーを楽しめる。そのほかのカラーを選んだ場合でも、ブラックルーフのモデルを選択することが可能。

ラヴェンナブルーメタリックを選ぶと、インテリアがボディカラー同色系のブルーにカラーコーディネートされる

 そのほかディーゼルモデル「TDI Style」「TDI Style Design Package」の標準純正インフォテイメントシステムを“Ready 2 Discover”に変更し、価格を抑制(「TSI Style」「TSI Style Design Package」は導入より“Ready 2 Discover”を標準装備)。合わせてTDIモデルの一部グレードを対象に、新たにパノラマスライディングルーフをオプションに追加した。