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トヨタ、クルマをタイムリーにアップデートするサービスにKINTOで挑戦 第一弾として「GRヤリス」“モリゾウセレクション”導入
2021年6月7日 14:24
- 2021年6月7日 発表
「GRヤリス“モリゾウセレクション”」は月額5万4340円から利用可能
トヨタ自動車は6月7日、トヨタ車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOにおいて「GRヤリス“モリゾウセレクション”」を取り扱うと発表した。同モデルはKINTOで3年契約・月額5万4340円から利用可能。
トヨタではクルマを取り巻く技術革新が急速に進む中、クルマの進化をタイムリーにユーザーへ届けたいとの想いから「人に寄り添って進化するクルマ」に挑戦すると発表。そのスタートとして、ユーザー1人ひとりに合わせて最新のソフトウェアを反映させていく新商品がGRヤリス“モリゾウセレクション”になる。
GRヤリス“モリゾウセレクション”月額利用料
| 商品名 | ボーナス併用払い | 月額利用料 |
|---|---|---|
| GRヤリス“モリゾウセレクション” | なし | 81,840円～ |
| あり（55,000円） | 72,710円～ | |
| あり（110,000円） | 63,470円～ | |
| あり（165,000円） | 54,340円～ |
近年、トヨタはROOKIE Racingと連携し、自動車開発のスピードを飛躍的に加速させてきた。トヨタの豊田章男社長も“モリゾウ選手”として自らGRヤリスのハンドルを握り、国内屈指の耐久レースであるスーパー耐久シリーズにROOKIE Racingより参戦してきた。そこではさまざまなドライバーの走行データやフィードバックをもとに、分析と対策を通じたアップデートが繰り返して行なわれ、さらにその進化を各ドライバーにとってコントロールしやすくすべく、パーソナライズしてきたという。
こうしたROOKIE Racingがレースで実践しているアップデートとパーソナライズをユーザーにも提供したいと考え、その最適な組み合わせとして考えたのがKINTO。KINTOは「もっと気楽に楽しくクルマとお付き合いいただきたい」との豊田章男氏の想いから、2019年に開始したサブスクリプションサービス。契約後も付加価値を継続的に提供するという特徴を持っており、ユーザーにクルマを届けた後も「進化」を提供していくサービスとして最適と考えたという。
その進化方法についての具体的なメニューは2022年春ごろに公開予定としており、現時点では「技術革新にあわせて最新のソフトウェアを反映し、クルマの走る、曲がる、止まるの基本性能を最適化」「GRガレージ各店舗（一部除く）にてご提供」「費用はKINTOの月額利用料に含む（一部有料メニューあり）」とアナウンス。さらに「お客さまの走行データをもとに、一人ひとりに合わせてソフトウェアをカスタマイズ」することも現在検討中としている。
なお、GRヤリス“モリゾウセレクション”は「GRヤリスRZ“High performance”」をベースに、モリゾウやROOKIE Racingにちなんだデザインを随所に盛り込んだモデル。カラーバリエーションはプラチナホワイトパールマイカ、エモーショナルレッドII、プレシャスブラックパールの3色を用意し、ホイールオーナメント、ドアスイッチベースにROOKIE Racingロゴを挿入。また、シートステッチ、コイルスプリング、ショックアブソーバーへROOKIE Racingにちなんだ配色を採用するとともに、ウィンドシールドガラスにモリゾウサインが与えられる。
