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日産、新型ピックアップトラック「フロンティア」北米で9月発売

2021年9月(現地時間) 発売

2万7840ドル~3万7240ドル

新型フロンティア

2グレード全12種類の多様なラインアップ。価格は2万7840ドルから

 日産自動車は8月10日(現地時間)、ミッドサイズピックアップトラックの新型「フロンティア」を、北米市場で9月に発売すると発表した。ラインアップはキングキャブ4種類とクルーキャブ8種類が設定され、価格は2万7840ドル~3万7240ドル。日本円では約310万円~約415万円(1ドル110円換算)。

 新型フロンティアのキングキャブは、6フィートの荷台を備えた4×2および4×4、SおよびSVグレードが設定され、クルーキャブは、4×2および4×4、SおよびSV(SWB&LWB)グレード、PRO-4X(4×4のみ)および新グレードとなるPRO-X(4×2のみ)が設定される。クルーキャブモデルはSV LWBのみ6フィートの荷台を備え、それ以外は5フィートの荷台となる。

ボディ下に牽引フックを備える
使いやすさに配慮された荷台
荷台には照明を配備される

 新型フロンティアは、日産を象徴する「ダットサントラック ハードボディ」から着想を得たまったく新しいパワフルで頑丈なデザインを採用し、エンジンは310PSを発生する新開発のV型6気筒 3.8リッター直噴エンジンで、4WDモデルには実績のある電子制御「シフトオンザフライ4WDシステム」を搭載。

 市内での平日または週末のオフロード用の適切なサイズのピックアップで、ユーザー中心のインテリアには、9インチカラータッチスクリーンを搭載。Apple CarPlayとAndroid Autoが利用でき、その他にもWi-Fiホットスポットとワイヤレス充電を備えたNissan Connectを装備するほか、インテリジェント前方衝突警告や全車で日産セーフティシールド360を利用可能とした。

V型6気筒 3.8リッター直噴エンジン
駆動系の切り替えスイッチ
9インチカラータッチスクリーンを装備
内装はブラックと一部にオレンジをあしらったタイプも設定される
フェンダーのスピーカーを設定

 日産USのシニアバイスプレジデントであるマイク・コレラン氏は「まったく新しい2022フロンティアは、大胆な新しいエクステリア、アドベンチャー志向のインテリア、最新の運転支援および接続技術を備えた、日産の60年以上の中型トラックのリーダーシップに基づいています。これは、顧客のニーズに合わせて慎重に選択されたさまざまなボディ、ドライブトレイン、および機器構成を備えた本格的な中型トラックです」と述べている。

LEDヘッドライト
フロントエンブレム下にカメラを装備
リアゲートのハンドル部にもカメラを備える

キングキャブ価格一覧

グレード価格
フロンティア S キングキャブ 4×227,840 USドル
フロンティア SV キャブキャブ 4×230,540 USドル
フロンティア S キングキャブ 4×431,040 USドル
フロンティア SV キングキャブ 4×433,740 USドル

クルーキャブ価格一覧

グレード価格
フロンティア S クルーキャブ 4×229,340 USドル
フロンティア SV クルーキャブ 4×2 SWB32,140 USドル
フロンティア SV クルーキャブ 4×2 LWB34,040 USドル
フロンティア S クルーキャブ 4×432,340 USドル
フロンティア SV クルーキャブ 4×4 SWB35,140 USドル
フロンティア SV クルーキャブ 4×4 LWB37,040 USドル
フロンティア PRO-X クルーキャブ 4×234,240 USドル
フロンティア PRO-4X クルーキャブ 4×437,240 USドル