マセラティ、新型バッテリEV「グラントゥーリズモ」（プロトタイプ）が公道に現る デビューは2023年

マセラティの新型バッテリEV「グラントゥーリズモ」（プロトタイプ）が公道を試走

　マセラティは4月9日（現地時間）、ブランド初のBEV（バッテリ電気自動車）となる新型「グラントゥーリズモ」（プロトタイプ）が公道試走を行なったと発表した。

　新型グラントゥーリズモは、マセラティ史上初めて100％エレクトリックソリューションを採用したモデルで、イタリア・トリノのミラフィオーリ工場で製造され、2023年に市場へ投入される予定。ブランドの新たなアイコンとなるモデルで、マセラティ特有のサウンドに加え、最先端の技術ソリューション、優れたパフォーマンス、快適性、エレガンスなどすべての要素を備えるという。

新型「グラントゥーリズモ」プロトタイプ

新型「グラントゥーリズモ」プロトタイプ

　公道試走では、ステランティスCEOのカルロス・タバレス氏が乗り、同日フォーミュラE選手権第5戦となるローマGPが行なわれていたサーキットまで走ったとのこと。

ステランティスCEOのカルロス・タバレス氏がステアリングを握った

　マセラティは電動化戦略「フォルゴーレ（Folgore）」を掲げていて、2023年からFIAフォーミュラE世界選手権（シーズン9）に参戦することを表明しているほか、2030年までに全モデルをバッテリEVモデルにする目標を掲げている。