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日産、よりオフロード志向を高めた新グレード「パスファインダー ロッククリーク」 米国で今夏発売

2022年4月11日(現地時間)発表

大型SUV「パスファインダー」の新グレード「パスファインダー ロッククリーク」

 日産自動車は4月11日(現地時間)、米国において大型SUV「パスファインダー」の新グレード「パスファインダー ロッククリーク」を発表した。ロッククリークはパスファインダーの2023モデルとともに今夏に発売される予定。

 現行パスファインダーは2021年に北米市場に導入。2WDと4WDをラインアップし、全グレードに最高出力284HP/6400rpm、最大トルク259lb-ft/4800rpmを発生するV型6気筒DOHC 3.5リッター直噴エンジンを搭載。トランスミッションに新型の9速ATを組み合わせることにより、滑らかかつ力強くダイレクトなレスポンスを実現させたという。

 今回のロッククリークは4WDのみの展開で、5/8インチ(15.88mm)リフトアップするオフロード用のチューンドサスペンションや18インチのオールテレインタイヤをはじめ、最大220ポンドの負荷容量を備えたルーフラック、ダークカラーのVモーショングリルやメッシュ仕様のグリルを備えた専用マスク、ロッククリークのバッヂなどを装備。ボディカラーはモノトーン6色、ツートーン4色を用意する。

パスファインダー ロッククリークではオフロード用のチューンドサスペンションや18インチのオールテレインタイヤなどを装備

 インテリアではロッククリーク刺繍入りのレザーとファブリックのコンビネーションシートを備えるとともに、シート、ステアリングホイール、インストルメントパネルなどにオレンジのコントラストステッチを採用。オフロードモード付きのインテリジェントアラウンドビューモニターも与えられた。さらにヒッチメンバーや2列目キャプテンシート、LEDフォグランプなどが標準装備される。

パスファインダー ロッククリークのインテリア

 なお、ロッククリークで無鉛プレミアムガソリンを使用することで、最高出力は295HPに、最大トルクは270lb-ftに引き上げることが可能としている。

日産「パスファインダー ロッククリーク」(5分5秒)