ホンダ、「フィット」にスポーティモデル「RS」を新設定 2022年秋登場

マイチェンでデザインを刷新

　本田技研工業は8月5日、2022年秋にマイナーモデルチェンジを予定しているコンパクトカー「FIT（フィット）」に関する情報をWebサイトで先行公開した。

　フィットは、あらゆる日常シーンで快適にクルマを使うために必要な安全性能や使い勝手を追求し続けてきた1台で、全タイプに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING（ホンダ センシング）」や、広い室内空間、心地よい視界、使い勝手のよさなどを標準装備する。

2022年秋にマイチェンを予定しているフィット

　今回のマイチェンでは、ユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせて選択できるフィットのコンセプトはそのままに、「BASIC」「HOME」「LUXE」はより端正な新デザインに、「CROSSTAR」はよりクロスオーバーらしさを強調したデザインに変更。さらに、スポーティなデザインと走りの質にこだわった「RS（アールエス）」が新たに設定される。

　また、フィットに搭載されるホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e：HEV（イーエイチイーブイ）」は、モーター出力のアップとともにアクセルの応答性も向上させ、よりパワフルな走りを実現するという。

フィット「HOME」e：HEVモデル

フィット「LUXE」

フィット「CROSSTAR」e：HEVモデル

　新設定となるRSには、専用のフロントグリルや前後バンパー、リアスポイラーなどを搭載し、スポーティな印象を与えるデザインを採用。さらに、RSのe：HEVモデルには、減速セレクター、ドライブモードスイッチを専用装備することで、走りのこだわりも追求したとしている。

フィット「RS」e：HEVモデル