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映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に登場した「ディフェンダー」「レンジローバースポーツ SVR」「XF」、クリスティーズのチャリティオークションに出品
2022年8月9日 13:33
- 2022年7月28日(現地時間)発表
英ジャガー・ランドローバーは7月28日(現地時間)、ジェームズ・ボンド映画60周年を記念して、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に登場したランドローバー「ディフェンダー」「レンジローバースポーツ SVR」、ジャガー「XF」のスタントカーをイギリスのオークションハウス「クリスティーズ」に出品すると発表した。
オークションには「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のスタントシーンに登場するディフェンダー 110をはじめ、2台のディフェンダーと1台のレンジローバースポーツ SVRが出品され、その収益は英国赤十字社に寄付される。ディフェンダーは撮影中に使用された10台のうちの1台。レンジローバースポーツ SVRも高速カーチェイスシーンに登場したもので、撮影のために提供した6台のうちの1台となる。
また、SVビスポークが製作し、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に登場したディフェンダーを想起させる「ディフェンダー 110 V8 BOND EDITION」も出品することを発表。全世界で販売した「BOND EDITION」は300台限定だったが、今回出品するモデルはインストルメントパネルのエンドキャップに特別な「60 Years of Bond」のロゴを採用しており、公道走行が可能な英国仕様。収益は自然保護慈善団体「Tusk」に寄付される。
チェースカーとして登場したジャガー「XF」は映画に使用された2台のうちの1台で、南イタリア・マテーラの曲がりくねった狭い道を、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)を追跡するシーンで使用されたものとなる。
今回の発表について、ジャガー・ランドローバーのビークル・プログラム担当エグゼクティブ・ディレクター、ニック・コリンズ氏は「『ディフェンダー』『レンジローバースポーツ』『XF』は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアクションシーンの中心的な存在でした。いずれのクルマも、ジェームズ・ボンドの歴史の一端を担う特別な存在であり、コレクターの所有欲をかきたてると思います。今回の出品を通じて、私たちの慈善活動のパートナーを支援できることを嬉しく思います。『ディフェンダー 110 V8 BOND EDITION』は非常に高い人気があり、“60 Years of Bond”のロゴの入ったこの特別なワンオフモデルは、熱心なバイヤーにとってはかなり魅力的に映ると思います」とコメントしている。