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BMW、新型M2用「M パフォーマンスパーツ」 さらなる個性と走行性能を付与するチューニングパーツを設定
2022年10月27日 13:10
- 2022年10月26日(現地時間) 発表
エアロやサスペンションなど専用アイテムをラインアップ
独BMWは10月26日(現地時間)、2023年4月に発売予定のコンパクトスポーツカー新型「M2」に、さらなる個性と見た目、走行性能を付与する「M パフォーマンスパーツ」を発表した。すべてのパーツは新型M2と一緒に発注できる。
新型M2用のM パフォーマンスパーツは、BMW M社が50年以上にわたって培ってきたモーターレースの専門知識と経験を基に開発し、2ドアモデルの特性に合うように精密にチューニングが施されたチューニングパーツ。
エクステリア用パーツは、2ドアモデルのスタイリングにマッチさせ、車両全体と一緒にホモロゲーションも取得することで、法的な安全規制だけでなくBMWグループ独自の厳格な基準もクリアしているという。
フロントまわりはM2の印象をより際立たせる「フロントスプリッター」や「エアインテークトリム」、サイドはスタイルをシャープに仕上げる「サイドスカートアタッチメント」「サイドスパッツ(フロント/リア)」、「エクステリアミラーキャップ」、リアは車両周囲の空気の流れを最適化する「リアリップスポイラー」「リアディフューザー」を設定。また、これらのエアロパーツはすべてカーボンファイバー製で、あえてカーボン繊維の織り目が見えるようにクリアコートで仕上げたという。
さらに、レーシングスタイルを最大限に引き立てる「リアスポイラー」「ルーフエッジスポイラー(ハイグロスブラック)」と、「牽引用ロープ(専用アラミド繊維製)」と「切り込み入りカバー」も用意している。
専用の「サイレンサーシステム」は、フロントパイプを軽量ステンレス製、リアサイレンサーをオールチタン製としたことで約8Kgの軽量化に貢献。同時にレーシングカー並みの優れた音響特性を発揮するという。
また、センター4本出しの「エグゾーストシステム」は、内部に電気制御フラップを備え、排気ガスの経路を最適化することで、よりスポーティなドライビングを実現すると同時に、ドライビングモードの「Sport」および「Sport+」モードを選択すると、レーシングカーを思わせる爽快なエキゾーストノートが響きわたるという。
ノーマルマフラーの出口のみ交換する「テールパイプトリム」も用意されていて、チタンとカーボンという洗練された素材の組み合わせと、パンチング(穴開け)加工を施したインナーパイプがリアエンドに高級感を与えてくれる。
サスペンションは、俊敏性とコーナリングダイナミクスをさらに鋭くするもので、フロントおよびリアに車高調整が可能なスプリングカップを備えたコイルオーバーサスペンションを採用し、必要に応じて車高を最大10mmまで変更可能。もちろんサーキットだけでなく、一般道でも使用可能としている。
新型M2用にクロススポークデザインの鍛造ホイール(フロント20インチ、リア21インチ)も設定。カラーは「フローズンゴールドブロンズ」「ジェットブラック(艶消し)」から選択可能で、その他にも専用グラフィックがプリントされた持ち手付きの「タイヤバッグ」もラインアップしている。
コックピット用アイテムは、手作業で精巧に作られたカーボンファイバー製の「インテリアトリムパネル(アルミ製のM Performanceバッヂ付き)」や、ハードなコーナリングをサポートし、スポーティな雰囲気を演出してくれるアルカンターラ製「ニーパッド」、センターコンソールにも同じくアルカンターラ製「アームレスト」を設定。
スポーツシート装着車には、スポーティさとエクスクルーシブさを強調するカーボンファイバーとアルカンターラの「バックレストカバー」を設定。ヘッドレストの部分カーボンファイバーは、艶ありと艶なしの2種類から選択できる。
「ステアリングホイールプロ」は、グリップ部分にアルカンターラを、上部と下部には最高品質のフルードレザーを使用。ブルーのセンターマーカーとステッチはBMW Mカラーとなっている。「ドアシルプレート」もカーボンファイバー製で、M Performanceのロゴがプリントされている。さらに、M Performanceバッヂが付いた「フロアマット」も用意している。