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大相撲初場所優勝パレードで使用される世界に1台の新型センチュリーSUVオープンカー 白星のボディカラーにしたかったと宮城野親方(元横綱白鵬)
2024年1月28日 12:20
大相撲初場所から使用される世界に1台の新型センチュリーSUVオープンカー
大相撲初場所の優勝者が1月28日に決定する。その際、悪天候でなければ実施されるのが優勝者パレード。この優勝者パレードにおいて新しいパレードカーが一般に披露される。
初場所の優勝パレードから使用されるクルマが、1月13日に報道公開された新型センチュリーSUVのオープンカーになる。この新型センチュリーSUVオープンカーは、宮城野親方(元横綱白鵬)がトヨタ自動車 豊田章男会長にリクエストして実現したもの。これまでは異なるパレードカーが使われていたが、日本の最高級車であるセンチュリー、それも新型のセンチュリーで優勝者をたたえたいという宮城野親方の思いに、豊田会長が応えることで開発がスタートした。
開発責任者である田中義和氏によると、苦労した点は後席に力士が乗る重量対応であるという。新型センチュリーSUVになったことで、力士、親方、後援者3人が後席に座ることができる。その重量を支えるようなサスペンション強化がされている。開発時には、後席に大人8人が乗車しサスペンションテストをしたとのこと。単純計算で500kg程度の重量においてテストが行なわれたことになる。
宮城野親方によると、後援者と一緒にパレードができるのもポイントだといい、より多くの人と優勝のよろこびを分かち合うことができる。また、こだわりポイントとしては、白星を意味するホワイトのボディカラーにしたかったと語り、本来ホワイトはツートーンカラーで設定されているところを、特別に歩ワイド1色で仕上げてもらったという。
新型センチュリーSUVのオープンカーというだけでも世界に1台の特別なクルマだが、ボディカラーを白一色にしたことでも特別なクルマに仕上がっている。
豊田章男会長は、国技である相撲を15日間戦い抜いた優勝者にセンチュリーを使ってもらうよろこびを報道公開の際に語っており、本日オープンカーでパレードを行なう優勝力士が決定する。