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鈴鹿サーキット、2025年〜2029年のF1日本グランプリ開催でFormula 1と契約締結

2024年2月2日 発表

写真は2023年のF1日本グランプリ

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を運営するホンダモビリティランドは2月2日、Formula 1との合意のもと、鈴鹿サーキットにおける2025年から2029年のF1日本グランプリレースの開催契約を締結したと発表した。

 Formula 1 社長兼最高経営責任者のステファノ・ドメニカリ氏は「鈴鹿は、Formula 1というスポーツの一部かつ特別なサーキットであり、今回、2029年までFormula 1を開催し続けられることになったことを喜ばしく思います。2024年、例年よりも早く日本に戻る準備を進めるにあたり、Formula 1がより持続可能なスポーツとなることを目指したスケジュールの合理化への取り組みに対し、ホンダモビリティランドの皆さんのサポートに心から感謝しています。日本のファンはFormula 1に格別な情熱を注いでくれており、これからも長年にわたりその情熱にふさわしい体験をお届けするため、プロモーターとともに協力していくことを楽しみにしています」とコメント。

 ホンダモビリティランド 代表取締役社長の斎藤毅氏は「2025年以降も継続して鈴鹿サーキットでF1日本グランプリを開催できることを、とてもうれしく思います。ステファノ・ドメニカリ氏をはじめとするFormula 1メンバーに、心から感謝いたします。持続可能な未来づくりを目指すなかで、初の春開催となる2024年のF1日本グランプリを多くのファンの皆さまにお楽しみいただくための準備に全力を尽くすとともに、今後も、世界中のファンに愛される鈴鹿であり続け、モータースポーツ文化の繁栄や産業振興に貢献できるよう、三重県、鈴鹿市をはじめとする地域の皆さま、行政機関の皆さまとも力を合わせて取り組んでまいります」とコメントしている。

 なお、2024年のF1日本グランプリレースは、4月5日~7日に開催される。