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KINTO FACTORY、レクサスISをタフフランジタイプのボルトでアップグレードする「Performance Upgrade“Solid”for IS」

2024年6月26日 発売

13万2000円(作業工賃含む)

KINTO FACTORYがレクサスIS用をアップグレードする「Performance Upgrade "Solid" for IS」を発売した

 トヨタ自動車とKINTOは6月26日、両社が展開している「KINTO FACTORY」にて、レクサスの「IS」を対象(AWDは除く)に、タフフランジタイプのボルトへの交換で締結剛性を高め、ステアリングを操作する際の応答性と安定性をアップグレードする「Performance Upgrade“Solid”for IS」を発売した。価格は作業工賃含めて13万2000円。今後、他の車種にも順次拡大する予定。

 今回のアップグレードは、レクサスISを対象に、トヨタの研究開発施設「Toyota Technical Center Shimoyama」のテストコースを性能開発主査みずからが繰り返し走り込み、バンパーリンフォース(フロント・リア)、サスペンションメンバー(フロント・リア)、スタビリンク(フロント)と厳選した5か所の締結部位のボルトを“タフフランジタイプ”へ交換することにより締結剛性を高め、ステアリングを操作する際の応答性と安定性の向上を実現するもの。

ノーマルボルトとタフフランジタイプボルトの違い
交換するボルトの箇所

 このタフフランジタイプのボルトは、「GRカローラ」で採用して多数の支持を集めていて、今回ユーザーがすでに購入した車両としてはレクサスISで初めて交換可能となる。また一部のボルトは、交換する際にタイヤを地面に付けた状態で行なう「1G締め」を取り入れるなど、組み付け作業にもこだわっているという。

アップグレードした車両には、レクサス独自のレーザー焼き付け印字を施した特別なプレートがあしらわれる

 このほかにも、ISの各グレードでメーカーオプションとして設定されているF SPORT専用のオレンジブレーキキャリパーも、アップグレードのメニューに追加された。価格は作業工賃含めて15万9500円。

IS後付け”F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ)

 現在、アップグレードの施工を受け付ける店舗は、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県に限られているが、今後、他エリアにも展開予定という。詳細は「施工受付店舗リスト」をご確認いただきたい。