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メディア4耐、「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」としてギネス世界記録に認定

2024年9月24日 発表

大会の実行委員長の鈴木俊治氏(左)にギネス世界記録公式認定員の藤渕文香氏(右)から認定証が贈呈された

 マツダは9月24日、特別協賛している「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(通称:メディア4耐)」が、「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ(英名:Longest running one-make automobileracing series)」としてギネス世界記録に正式認定されたと発表した。

 2024年9月21日に行なわれた第35回大会の終了後、同記録の認定式が実施され、ギネス世界記録公式認定員の藤渕文香氏から本大会の実行委員長の鈴木俊治氏に認定証が贈呈された。

大勢の関係者とともに大記録が達成された

 鈴木俊治氏は認定式で、「1989年に生まれたロードスターは、ライトウェイトスポーツカーというジャンルを復活させ、絶やすことなく35年間歴史を刻み、確固たる地位を築きました。このメディア4耐もその歴史と並走する形で、のべ820台のロードスターが熱いバトルを繰り広げました。この世界に誇るレースがギネス世界記録に認定されたことは大変喜ばしいこと。これまで関わった皆さま全員でお祝いし、また記録を更新していきましょう」と語った。

 また、全35回中、34回参戦しているモータージャーナリストの斎藤慎輔氏は「35周年の本日にいたるまで、さまざまな困難や苦労があったと思います。本大会を支えてきた各関係者とマツダに敬意と感謝を申し上げます。今後も走り続け、モータースポーツの楽しさを世に伝えていこうと思います」とコメント。

 加えて、今大会にドライバーとして参戦していたマツダ 代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は、「メディアの皆さまをはじめ、レースの運営を支えてくださる皆さま、そして応援してくださるファンの皆さまとともに、この世界に誇るべきレースを35年にわたって続けてこられたことに、心から感謝を申し上げます。これからもマツダは『クルマは楽しいものだ』と感じていただける体験を創造し、仲間と共有できる幸せを届けてまいります」と述べている。

 メディア4耐は、普段は取材する立場のメディアが自身のレース参加を通じて、その魅力や楽しさを体感・情報発信することにより、日本の自動車文化の成熟へ寄与することを志として、初代「ロードスター」が登場した1989年に開始。マツダはその志に共感して第1回大会から特別協賛を行なっている。

第35回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース LIVE配信(5時間35分)