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アルツ磐梯スキー場で「ランドクルーザー プラド」の走破力を体験してきた
2月15日、16日は誰でも参加可能。リフト代わりの「PRADO LIFT」、モーグルなどを走れる「PRADO PARK」
(2014/2/14 22:48)
トヨタマーケティングジャパンは2月14日、星野リゾート アルツ磐梯スキー場で雪上体験イベント「LAND CRUISER PRADO LIFT」を開催した。同日行われたイベントは報道陣向けに行われたもので、15日、16日に同じ内容のものを誰でも参加できる形で開催する。参加費は無料。
星野リゾート アルツ磐梯スキー場は、磐越自動車道 磐梯河東IC(インターチェンジ)からおよそ15分の場所にあり、29ものコースを有する南東北エリアで最大規模のスキー場。スキー場のすぐ隣には冠雪した磐梯山やゲレンデが望める「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」もあり、ウインタースポーツを興ずるにはもってこいのスノーリゾートで今回のイベントは行われた。
リフト代わりにランドクルーザー プラドがゲレンデを疾走
LAND CRUISER PRADO LIFTは、2013年9月にマイナーチェンジしたトヨタ自動車「ランドクルーザー プラド」の走行性能を体感してもらいたいとの主旨のもと行われるイベントで、リフトの代わりに参加者をゲレンデ中部まで運ぶ「PRADO LIFT」、特設コースに設けられたモーグル(雪のこぶ)やバンクといった障害物を乗り越えたり、約20度の斜面を駆け上がったりすることができる「PRADO PARK」の2つのアトラクションを設定している。
PRADO LIFTは、星野リゾート アルツ磐梯スキー場のリゾートセンター前からランドクルーザー プラドに乗ることができ、約1.5km走ってゲレンデコースに連れて行ってくれるというもの。
ランドクルーザー プラドは全グレードとも駆動方式はフルタイム4WDだが、このPRADO LIFTで使われるモデルは2台用意され、そのうちV型6気筒DOHC 4.0リッターエンジンを搭載する最上級グレード「TZ-G」の後席に座ることができた。TZ-Gは雪道でスリップを検知すると空転した車輪にブレーキをかけ、残りの車輪に駆動力を配分する「アクティブトラクションコントロール」などを標準装備しており、滑りやすい斜面をものともせず駆け上がっていくのを体感できた。
PRADO LIFTを体感するにはスキーやスノーボードを脱いで乗車する必要があり、少々煩わしい部分があるかもしれないが、スキー場で本格4WDの性能を体感できるという機会は滅多にない。これは貴重な体験ができた。
悪路での走行性能を体験
一方、PRADO PARKではTZ-Gグレードと直列4気筒DOHC 2.7リッターエンジンを搭載する「TX」の2台が用意され、いずれかのモデルで特設コース内の障害物をクリアしていくというもの。
今回はTZ-Gに同乗できるとともに、インストラクターの方のレクチャーを受けながら実際に運転することができた(15日、16日は残念ながら同乗体験のみ)。例えば滑りやすい急斜面を下る際、4輪を独立制御してホイールスピンや車輪のロックを抑制し、極低速での一定速度走行が行える「クロールコントロール」機能を使ったのだが、この機能を使えばアクセルとブレーキを操作する必要がなく、ハンドルの操作だけに集中すればよい。
このクロールコントロールは、センターコンソール下部に用意されるセンタークラスターモジュールスイッチを使い5段階から速度を選ぶことが可能になっており、簡単に速度調整をしながら怖い思いを一切せずに急斜面を下ることができた。筆者のような悪路走行初心者でもこんなに簡単に、しかも安心して走ることができたのには驚きだった。
なお、このイベントは15日、16日とも10時~16時に行われる予定で、各日9時30分から参加受付を行い、申し込みをすれば無料で参加できる。4歳以上で身長が95cm以上であることが参加条件になっている。LAND CRUISER PRADO LIFTは今週末だけのイベントなので、ぜひ星野リゾート アルツ磐梯スキー場に足を運んでみてはいかがだろうか。