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富士モータースポーツフォレストで2026年春から順次開業する新創業施設「(仮称)おおみかテラス」建設に着手
2025年5月28日 15:22
- 2025年5月28日 発表
トヨタ不動産と富士モータースポーツフォレストは5月28日、新たにレストラン・温泉施設・ホテルで構成する複合商業施設「(仮称)おおみかテラス」の建設に着手したと発表した。
この開発は、静岡県小山町で協働して推進する国際サーキット「富士スピードウェイ」を中心とした再開発計画「富士モータースポーツフォレスト」の一環。「(仮称)おおみかテラス」は富士モータースポーツフォレストのプロジェクトで最大規模の新規施設開発となり、2026年春に一部のレストランが先行オープン、2027年春に温泉施設・ホテルなども含め全面開業の予定となっている。
富士モータースポーツフォレストは富士スピードウェイを中心とした、モータースポーツやさまざまなモビリティ体験を楽しめる複合施設。2022年にはラグジュアリーな体験を提供する「富士スピードウェイホテル」と、時代を象徴するレーシングカーを展示する「富士モータースポーツミュージアム」がオープン。2023年には「ルーキーレーシングガレージ」「ウェルカムセンター」「シェイドレーシング FUJI ファクトリー」、2024年には「RECAMP 富士スピードウェイ」が開業し、エリア全体が「モビリティ体験の聖地」を目指して着実に発展を続けている。
「食・癒・泊」がそろう「(仮称)おおみかテラス」
富士の美食を楽しめるバラエティに富んだレストランは、和・洋・中の多彩な料理を提供するバラエティに富んだ8店舗が出店を予定。地元静岡の新鮮な食材を活かした料理を味わえる。
「(仮称)おおみかテラス」は、富士山を真正面に臨む絶好のロケーションに位置することから、富士の眺めと一体化する温泉施設では、目の前に広がる富士山を背景に、天然温泉とサウナで心と体を癒やせるとしている。
ホテルは幅広い人が快適に泊まれるよう多様な客室を備える計画で、一部の客室には愛犬と一緒に泊まれる部屋を設ける予定。さらに施設内には、愛犬と一緒に食事ができるテラスやドッグ関連の店舗を整備するなど、エリア全体でドッグフレンドリーな環境を目指していく。
また、施設内には富士山の麓から連なる緑豊かな森と開放的な広場空間、この地で育まれた地下水が流れるせせらぎを整備し、居心地のよい環境を創出。春には桜並木が行き交う人たちの目を楽しませるとのこと。
2027年度には新東名高速道路が全線開通する予定で、「(仮称)おおみかテラス」は新東名高速道路・(仮称)小山パーキングエリアのスマートインターチェンジを降りてすぐの立地となっていることから、「(仮称)おおみかテラス」へのアクセスが飛躍的に向上し、首都圏からの利便性が大きく高まるとしている。
「(仮称)おおみかテラス」施設概要
所在地:静岡県駿東郡小山町大御神
施設名称:(仮称)おおみかテラス
敷地面積:約1万7000m 2
延床面積:約8000m 2
構造規模:
商業施設 鉄骨造 地上1階
ホテル・温泉施設 鉄筋コンクリート造 地上3階
開業時期:
商業施設 2026年春(予定)
ホテル・温泉施設 2027年春(予定)
事業者:トヨタ不動産株式会社
設計・施工会社:木内建設株式会社