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TGR、ブランド新映像「WILD ROAD」を1月1日にYouTubeチャンネルで先行公開

2025年12月26日 発表
WRCで戦う「GRヤリス ラリー1」

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は12月26日、GRブランドの新映像「WILD ROAD」を2026年1月1日にYouTubeチャンネルで先行公開すると発表した。

 また、1月3日に日本テレビで放送予定の番組「SAPPORO新春スポーツスペシャル 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走」内のTV-CMから全国で順次放映開始となる。

先日発表された「GR GT3(プロトタイプ)」

 2017年から展開しているスポーツカーシリーズ「GR」の起源は、2007年当時マスタードライバーであった成瀬弘氏と、副社長であった豊田章男(現会長)氏が立ち上げた「Team GAZOO」までさかのぼる。

 モータースポーツを通じて人とクルマを鍛え、もっといいクルマづくりにつなげることを理念に掲げ、世界一過酷なレースといわれるニュルブルクリンク24時間レースに挑戦し、見事に完走した。

 その後、2015年にTOYOTA GAZOO Racingを発足し、FIA世界ラリー選手権(WRC)、FIA世界耐久選手権(WEC)、ダカールラリーなど、さまざまなモータースポーツに参戦する中で得られた知見やドライバーからのフィードバックを市販車に活かす、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を続けている。

ダカールラリーを走る「DKR GRハイラックス」

 今回の新映像では、GRブランドの根幹である「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」をさらに加速させ、継承していくというマスタードライバーのモリゾウこと代表取締役会長の豊田氏の強い想いに加え、マスタードライバーとしてニュルブルクリンクで学んだ「道がクルマを鍛える」様子の表現に挑戦。

 WRCに参戦した「GRヤリス ラリー1」、WECに参戦した「GR010 HYBRID」、ダカールラリーに参戦する「DKR GRハイラックス」、FIA GT3規格に沿った新しいレーシングカー「GR GT3」、これら4台のモータースポーツ車両と、GRの新フラグシップモデルである「GR GT」が登場する。プロドライバーが世界のあらゆる舞台で魅せる走りの様子を、高速域のレーシングカーに並走する形で極限まで接近し、リアルスピードで体感的な映像を撮影したという。

WECで戦う「GR010 HYBRID」

 撮影に際してはプロドライバーが運転し、勝田貴元選手は「GRヤリス ラリー1」、小林可夢偉選手は「GR010 HYBRID」、三浦昂選手は「DKR GRハイラックス」を担当した。また、プロドライバー兼開発ドライバーも撮影に参画しており、片岡龍也選手は「GR GT3」を、石浦宏明選手は「GR GT」を運転したという。

 さらに、ドライバーたちが挑んだ撮影の裏側に迫る「WILD ROAD - BEHIND THE SCENES -」もTGRのYouTubeチャンネルで公開される。

GR GT