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アウディ、新型「RS5」公開 Audi Sport初のハイパフォーマンスPHEV

量産モデルとして世界初となるリアにおける電気機械式トルクベクタリングを実現

2026年2月19日(現地時間)発表
新型「RS 5」のセダンとアバント

 独アウディは2月19日(現地時間)、Audi Sport初のハイパフォーマンスプラグインハイブリッド(PHEV)となる新型「RS 5」を発表した。新型RS 5はドイツ・ネッカーズルムで生産され、欧州向けの受注は2026年第1四半期に開始。納車は2026年夏を予定する。

 アバントとセダンが用意される今回の新型RS 5は、モジュラー式電動パワートレーンにダイナミックトルクコントロール付きquattroを採用した初めての量産RSモデル。Audi Sportとして初採用したパワートレーンは、375kW(510PS)を発生するV型6気筒2.9リッターツインターボエンジンと130kWの電動モーターを組み合わせる。システム最高出力は470kW(639PS)、オプションで最高速285km/hを実現。都市部では完全電動駆動で80kmを超える走行が可能という。

 これに加え、ツインバルブ式ショックアブソーバーを備えた専用のRSスポーツサスペンションとダイナミックトルクコントロールを搭載した全く新しいquattroドライブトレーンを採用し、量産モデルとしては世界初となるリアにおける電気機械式トルクベクタリングを実現した。

 新しいセンターディファレンシャルはプリロードを備え、常に部分的にロックされた状態を維持して前後方向のトルク配分を制御。リアの横方向のトルク配分は新開発のディファレンシャルによって行なわれ、ミリ秒単位で左右のホイール間のトルク配分を切り替えることを可能にした。その結果、卓越した俊敏性、安定感、余裕のあるドライビングエクスペリエンスを実現したという。

新型RS 5アバント
新型RS 5アバント

 エクステリアではベースモデルのA5より前後約9cm幅が広がり、張り出したフェンダーによって力強いスタンスを実現。フロントデザインはハニカムグリルを備えた立体的なシングルフレームと気流をコントロールするエアカーテンが特徴で、リアはエアロダイナミックディフューザーとRSスポーツエキゾーストシステムのマット仕上げのオーバルテールパイプによってスポーティさを演出する。昼夜を問わず、ダークなマトリクスLEDヘッドライトと、チェッカーフラッグデザインを施したデジタルデイタイムランニングライトが与えられた。

 また、サスペンションではRS専用に最適に設計されたフロントおよびリアアクスル、ツインバルブ式ショックアブソーバーを備えたRSスポーツサスペンション、RSチューニングされたステアリング、専用開発タイヤを装着した大径20インチ/21インチホイール、スチールまたはセラミックブレーキを採用。ツインバルブテクノロジーによりショックアブソーバーはピッチングやロールを大幅に低減し、路面状況の変化に対してダンパーが迅速に反応することで、快適な乗り心地とスポーティなドライビングエクスペリエンスを両立している。

 そのほかオプションで「Audi Sport パッケージ」を設定。専用デザインのダイナミックなフロントおよびリアバンパー、マットアクセントが施されたツートーンのダイヤモンドカット・ファントムブラック 21インチホイールなど、エクスクルーシブな要素を追加することが可能。RSスポーツエキゾーストシステムも用意される。

新型RS 5セダン
新型RS 5セダン
欧州向けの受注は2026年第1四半期に開始される