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「ぼっち・ざ・ろっく!」結束バンドとドライブ! S.RIDE、没入型コンテンツを楽しむ自動運転タクシーを横浜で実証運行
自動運転時代に向けた“移動そのもののエンタメ化”への取り組み
2026年4月2日 18:38
- 2026年4月3日〜5日 運行
ソニーグループでタクシーアプリを展開するS.RIDEは、TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇中バンド「結束バンド」のIPを活用した次世代車内エンタテインメント体験を提供する自動運転車両の運行実証を実施する。
同車両は、横浜・みなとみらいで開催される大型フェス「CENTRAL」開催エリア周辺で、4月3日〜5日の期間中、S.RIDEアプリを通じて呼び出すことが可能。
自動運転車両の車内では、登場キャラクター「結束バンド」のメンバーで、後藤ひとり、伊地知虹夏、山田リョウ、喜多郁代の声優ナレーションと連動した「結束バンド」の没入型コンテンツとして、ソニーの技術を活用した裸眼3D映像や立体音響、シーンに合わせた香りを体験できるようにしている。
4月2日、同車両が報道関係者に公開され、実際に試乗することができた。自動運転車両として使用された「アルファード」にはムービーズが開発する自動運転技術(レベル 2)を搭載。車内では、裸眼で立体視が可能なソニーの「空間再現ディスプレイ」によって、「結束バンド」のキャラクターたちがディスプレイから飛び出して見える体験ができた。
立体視の仕組みとしては、ディスプレイ上部にカメラが設置されており、乗客の目の動きを読み取って左右の目に別々の映像を届けるようディスプレイを制御して立体的に見せている。また、移動中の車内ということで、乗客が酔わないように制御を加えているという。
こうしたソニーの「空間再現ディスプレイ」のほかにも、立体音響、におい制御技術「Tensor Valve テクノロジー」といった、ソニーグループのイマーシブ関連技術を統合。視覚・聴覚・嗅覚を連動させて新たな没入型車内エンタテインメント体験を実現させていることが確認できた。
“移動そのものがエンタメ体験になる”次世代モビリティの可能性を提示する取り組み
今回のS.RIDEの取り組みは、海外で展開が始まっているロボットタクシーなど、自動運転時代に向けた次世代モビリティの可能性を提示する取り組みという。
S.RIDE代表取締役社長の橋本洋平氏は「今回の取り組みの位置付けは、既存事業の進化ではなく、探索領域でございます。今ではもう、米国、中国ではロボットタクシーがかなり広がってきています。日本でも、そう遠くないタイミングでやってくると考えております。そこに向けて、われわれがどういった付加価値をお客さまに提供していくのか? というところが今回の取り組みのポイント」と、その背景を話した。
橋本氏は「単に配車アプリからロボタクシーを配車するのであれば海外でも事例があります。ただ、ロボタクシーならではのプライベート空間で、お客さまにどういった新しい付加価値を提供するのか? これは実は世界でもまだ成功している事例はないので、ここに対してソニーグループのエンタメIPアセットと車載技術を活用することで、われわれソニーグループ全体としてロボタクシー時代に向けた新しい体験価値を提供していきたい」との思いを話した。











