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ル・マン24時間、残り4時間でトヨタ勢が首位のキャデラックを猛追 2位と3位でハイペースアタック

ハイペースで首位を猛追するトヨタレーシング 7号車 TR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース/小林可夢偉)、8号車 TR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)

 6月13日16時~14日16時(現地時間、日本時間は13日23時~14日23時)にかけて、第94回ル・マン24時間レースの決勝レースが開催されている。現地時間は12時を過ぎ、12号車 Cadillac V-Series.R、20号車 BMW M Hybrid V8、7号車 Toyota TR010 Hybrid、8号車 Toyota TR010 Hybridによる、ゴールへ向けての戦いが続いている。

 トヨタ勢は7号車 TR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース/小林可夢偉)が14番手、8号車 TR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が15番手と予選で出遅れたものの、スタート30分後に2台とも早めのピットイン。このピットイン戦略がうまくいき、8号車は早めにトップに躍り出た。

首位を走る12号車 キャデラック

 このピットイン戦略は、今年のル・マン24時間レースのルール変更に対応したもの。これまでル・マン24時間ではイエローが出た場合、3つのグループに分けてコントロールを行なっており、同一周回のマシンの差を縮めることは難しかった。

 2026年は、残り1時間までは3つのグループに分けず、1つのイエローの集団として扱う。これにより、同一周回にいればイエローが出た際に差を詰めることが可能となり、早めのピットインで差が離れてもイエローが出た際に一気に差を詰めることが可能になる。

 さらに、集団とは異なるクリーンな状態で走ることができ、トラブルなどの可能性を減らすことができる。トヨタ勢は、この見事な序盤の戦略によりジャンプアップを果たした(特に8号車はトップ近くに位置した)。

 7号車はスローパンクチャーなどがあり順位を上げきれなかったが、8号車はトップグループに位置する形でル・マンの朝を迎えた。

 7号車は驚異的なペースで走り続け、イエローも活かす形でトップグループに進出。残り4時間の時点で、12号車 キャデラック、8号車 トヨタ、7号車 トヨタの順。1位から3位まで3秒以内の争いとなっている。