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ル・マン24時間2026、決勝レース前日にドライバーズパレード トヨタレーシングはFCEVのハイラックスで登場

ドライバーズパレードに登場したトヨタレーシングは、パレードカーにハイラックスFCEVを使っていた

 6月12日(現地時間)、第94回ル・マン24時間レースの決勝前日にル・マン市内においてドライバーズパレードが行なわれた。このドライバーズパレードは例年実施されているもので、ル・マン市中心部にあるジャコバン広場付近をスタートし、市内をル・マン24時間レースに出場するドライバーがパレードカーに乗って巡るもの。パレードカーに乗ったドライバーからは、各種のグッズが提供され、数万人の観客が集まる。

 12日のドライバーズパレードは、およそ16時にスタート。きっちりとした進行というよりはゆるやかに進むもので、各チームは思い思いにパレードカーを進めていった。

7号車のパレードカーからグッズを配る小林可夢偉チーム代表兼選手

 トヨタレーシングは、このパレードカーに水素を燃料とするハイラックスFCEVを採用。ル・マンでデモランしたプロトタイプカーは液体水素を燃料とし、それを燃やして走るLH2ICEだが、このハイラックスFCEVは高圧気体水素を燃料として燃料電池で走る電動車、つまりFCEV「MIRAI(ミライ)」と同様のシステムを持ったものになる。

 トヨタは新型ハイラックスにおいてFCEVモデルの開発も進めるとしているが、その登場は2028年と予告されており、今回パレードカーとして登場したハイラックスFCEVは現行型をベースとした開発車両になる。

 今回、トヨタレーシングではル・マン24時間の車検イベントにおいては、FCEVトラックによるレーシングマシンの持ち込みも実施しており、サステナブルなレース環境をアピールするものとなっていた。

 何より、ほかのチームはオープンカーをベースとしているのに対して、トヨタレーシングは車高の高いハイラックスFCEVをパレードカーにしており、荷台に座ったドライバーの位置も高い。そのためパレードに訪れた観客からよく見えたのは、とてもよいアピールに思われた。

8号車のパレードカー

 パレードカーの興味もあるが、何よりも街全体がル・マン24時間レースの開催を祝福しており、これから世界的なビッグイベントが始まる雰囲気が素晴らしかった。

フェラーリチームのパレードカー
日本のサーキットで見かけるあの人もパレードをしていた。ミシュランはハイパーカークラスにタイヤを供給している

 ル・マン24時間レースの決勝開始は13日16時(現地時間、日本時間13日23時)。トップカテゴリーに参戦するトヨタレーシングは、7号車 TR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース/小林可夢偉)が14番手、8号車 TR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が15番手からスタートする。