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GM、キャデラック2015年モデルで「CTS」「SRXクロスオーバー」にエマージェンシーブレーキ搭載車を設定
「ATS」はフロントマスクを一新し、エンジンの最大トルクを400Nmに向上
(2014/12/16 20:26)
- 2015年1月4日から順次発売
- キャデラック CTS:599万円~699万9000円
- キャデラック ATS:499万円
- キャデラック SRX クロスオーバー:523万円~653万円
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックブランドの「CTS」「ATS」「SRXクロスオーバー」の2015年モデルを発表した。価格はキャデラック CTSの「ラグジュアリー」が599万円、「プレミアム」が699万9000円、キャデラック ATSの「プレミアム」が499万円、キャデラック SRX クロスオーバーの「ラグジュアリー」が523万円、「プレミアム」が653万円。2015年1月4日から順次発売し、キャデラック ATSは2015年2月の発売を予定。また、ラグジュアリーSUVの「キャデラック エスカレード」の2015年モデルは後日詳細を発表するとのこと。
2015年モデルに共通する変更点として、各車の「プレミアム」グレード車に「フロント・オートマチック・ブレーキ(前進衝突被害軽減ブレーキ)」「オートマチック・コリジョン・プレパレーション(衝突事前対応ブレーキ)」をセットにした「エマージェンシー・ブレーキシステム」のほか、「セーフティ・アラート・ドライバーシート(警告振動機能付)」「サイド・ブラインドゾーン・アラート」「リア・クロス・トラフィック・アラート(後退時安全確認警告機能)」などの先進安全装備、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能)」「インテリビーム(ハイビーム自動切替機能)」などの運転支援システムを標準装備した。
このほかにキャデラック CTSでは、新グレードのプレミアムで「アクティブオンデマンドAWDシステム」を採用。通常時は2WD(FR)で走行し、コーナリング時や雨や雪など路面が滑りやすい状況で自動的に前輪にも駆動力を配分。4輪のグリップ力を活用してハンドリングの安定性を高めてくれる。
また、装備では従来から採用しているオートマチックパーキングアシスト機能は、縦列駐車に加えて並列駐車も可能になったほか、プレミアムの先進安全装備に「レーンチェンジ・アラート(車線変更警告機能)」、運転支援システムに「レーンキープ・アシスト(車線内走行アシスト)」が追加される。
キャデラック ATSの2015年モデルでは、新しいブランドロゴマークである「キャデラック・クレスト」を初めて採り入れ、フロントグリルとバンパー下側のデザインを変更。さらに直列4気筒2.0リッター直噴ターボエンジンでは可変バルブタイミング機構を採用。最大トルクが353Nm(35.9kgm)から400Nm(40.8kgm)に向上している。
このほか、先進安全装備に「レーンチェンジ・アラート(車線変更警告機能)」「オートマチックセーフティベルト・タイトニング(フロント)」、運転支援システムに「レーンキープ・アシスト(車線内走行アシスト)」が追加される。