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【メディア4耐】メーカーの垣根を越えた「スポーツカー主査連合」チームがトークショー
(2015/9/5 15:07)
- 2015年9月5日開催
筑波サーキット(茨城県下妻市)で「第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(以下、メディア4耐)が開催中。パドックエリアの特設イベントステージでは、メディア4耐に各自動車メーカーの開発担当者が混成チームを結成して参戦するチーム「スポーツカー主査連合」のドライバーによる「メーカー横断スポーツカートークショー」が行われた。
このチームは、マツダに加えてトヨタ自動車、本田技研工業、三菱自動車工業、スバル(富士重工業)、日産自動車の5メーカーの社員が、1台のロードスターをバトンタッチしながらレースを戦うというメーカーの枠を超えた混成チーム。5人のドライバーは、マツダ、トヨタ、ホンダ、三菱自動車、スバルの社員がステアリングを握り、日産の永井暁氏はメカニックとして参加する。
トークショーでは、ND型ロードスターの開発主査であるマツダの山本修弘氏が各メーカーに対する印象を語った。トヨタに対しては「いろいろな引き出しを持っている」と話すと、トヨタの古場博之氏は「へんな人が多いんです」と冗談で返すなど、日ごろは競合メーカーという立場ながら、和やかなムードで会話が進んでいった。
一方で、各メーカーとも自社の製品についてもしっかりPR。ホンダは広報担当の山中恭子氏が、ロードスターと同じオープンカーでる「S660」でいっしょに盛り上がろうと提案。三菱自動車の松井孝夫氏も「アウトランダーPHEV」をアピールした。スバルの森宏志氏はオーバルコースに「BRZ」が展示されていることを紹介。「限定のBRZ tSは残り20数台なので、ぜひ近所のディーラーで(BRZを)見て、ハンコを……」と、競合メーカーのイベントながらしっかり売り込み。場内の笑いを誘っていた。