特別企画

【特別企画】西村直人の消費税増税前に狙いたい軽自動車5モデル

安全装備などを踏まえたオススメモデルを紹介

 軽自動車はちっちゃいが、その存在感はとてつもなく大きい。車体価格や維持費が安いことはもちろんのこと、安全性能や快適装備の充実ぶりも、今では普通車にひけをとらないレベルにまで成長した。ここ数年、その実力が買われ、普通車から軽自動車へと乗り換える人々も増えていて、それは販売台数にしっかりと表れている。

 日本自動車販売協会連合会の年別統計によれば、2012年の新車登録台数のうち約37%が軽自動車だったが、今年は魅力的な軽自動車の新型モデルの投入が相次いだことで、10月の時点での割合は約39%と2ポイントのアップ。年末にかけてこのままの勢いが続けば、2013年の総合計が出るころには「2013年は新車登録台数のうち40%以上が軽自動車でした!」といったニュースが聞けそうだ。また、全国軽自動車協会連合会の集計によると、2013年3月末時点での軽自動車の普及台数は「100世帯に51.8台」と、昨年よりも0.8台分、普及が進んでいることが明らかになった。

日本自動車販売協会連合会の発表によると、2013年上半期(4月~9月)の1位は11万154台をマークした本田技研工業「N BOX」(写真左)。以下、10万7591台のダイハツ工業「ムーヴ」(写真中)、8万8071台のスズキ「ワゴンR」(写真右)が続いた

 そんな順風満帆とも言える軽自動車だが、ここにきて雲行きが少し怪しくなってきた。というのも、軽自動車税の増税が検討されているからだ。今後、消費税率が10%へと増加し、自動車取得税が廃止された際には、その代替財源として年間7200円(自家用)の軽自動車税を増税して減収を補うというのだ。確かに普通車の自動車税(2万9500円~11万1000円/自家用)との差額は大きいが、反発を強めている地方自治体や自動車業界との調整は難航しそうなので、増税が早々に決定することはないだろう。

 クルマの購入に関わるところでは、消費税率のアップも当然気になるニュースだ。クルマを購入する際の支払額のうち、消費税が影響するのは車両本体価格だけでなく、オプションで装着するパーツや、登録手数料(法定費用を除く)にも及ぶ。この消費税は「登録日または納車日」に左右されるため、増税前に注文しても、登録や納車が2014年の4月1日以降になってしまうと消費税は8%になり、3%分の増税となってしまう。そうした背景もあり、増税前の駆け込み需要次第では、車種により納期が思ったよりもかかる場合が想定されるので、意中の一台があるのであれば今から注意しておきたい。

 また、任意保険もクルマの購入には欠かせない予算。自動車保険も消費税増税前に契約したほうがよいのだろうか? 編集部の方でダイレクト系自動車保険会社の三井ダイレクト損保に確認したところ、利用者が支払う保険料については、課税対象ではないので、今回の消費税増税によって直接的に保険料が上がることはないとのこと。

 ただし、事故を起こした場合に保険会社が支払う保険金は増税分上がることになる。ということは、料率の改訂などによって保険料がアップする可能性は高いというのが大方の予想。なので、こちらも年度内に契約しておいた方がよさそうだ。

 なお、すべての自動車に加入が義務付けられている自賠責保険について、増税によって上がるかどうかを基準料率の算出を行っている損害保険料率算出機構(同機構が算出した自賠責保険の基準料率は金融庁長官に届け出され、金融庁長官とともに自賠責保険審議で基準料率が決定する)に確認したところ、「まだ何も決定していない」とのこと。

 そんな訳で、何かと今年度中に買っておきたい軽自動車について、数ある中から、交通コメンテーター西村がオススメするモデルをご紹介したい。単に一番安いグレードではなく、安全装備なども踏まえたオススメモデル、オススメグレードの、消費税増税前の価格や、自動車税、重量税にリサイクル料金を調べてみたので、ぜひ購入の際の材料としてお役立ていただきたい。

ダイハツ工業「ムーヴ」

 まずはダイハツ工業「ムーヴ」。2013年度上半期(4月~9月)の新車販売台数(全国軽自動車協会連合会調べ)では、1位の本田技研工業「N-BOX」に次いで2位にランクインする人気車種だ。

 オススメのグレードは、軽自動車初の衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載したムーヴL“SA”。「スマートアシスト」とは、30km/h以下で衝突の危険を検知した際に自動的に停止または減速して衝突被害の軽減を図る「低速域衝突回避支援ブレーキ機能」と、シフトポジションを間違えて壁などに突進しないように補助する「誤発進抑制制御機能」、信号待ちで前のクルマが発進したことをお知らせする機能、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールして横滑り時に車体を安定させる「VSC&TRC」など、複数の安全機能を総合した最新の安全装備だ。

 10年前では数百万円の高級セダンやスポーツカーにしか搭載されていなかったような安全装備が、軽自動車向けに簡易型へとアレンジされているとは言え、ベースグレードのLにプラス6万円で装着できてしまうのだから、これは買いだ。

ムーヴL“SA”(ライトローズマイカメタリック)。2012年に行われたビックマイナーチェンジにより、カスタムグレードに採用していたフロントスタビライザーや、カスタムRSのみ装備していたローダウンサスペンションを全車に標準装備し、クルマとしての基本性能を向上させた。ボディーサイズは3395×1475×1620mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2455mm。直列3気筒DOHC 0.66リッターエンジンを搭載し、最高出力38kW(52PS)/6800rpm、最大トルク60Nm(6.1kgm)/5200rpmを発生。JC08モード燃費は29.0km/L(2WD/CVT)。インパネのカラーリングはベージュをアクセントとした2トーン。また、前席ヘッドレストを外し倒すことで実現する「ロングソファモード」など、多彩なシートアレンジが特徴となっている
衝突回避支援システム「スマートアシスト」について。フロントグリル内にレーダーレーザーが備わり、約4km/h~約30km/hの範囲内で走行した際に有効な機能で、衝突の危険が高まるとブザーとメーター内の表示で警告を行い、さらに回避操作が行われずに衝突の危険性が高まると緊急ブレーキが作動する

ムーヴ L“SA”
メーカー希望小売価格(2WD):113万円
自動車取得税/自動車重量税:免税
リサイクル料金:8870円

外部リンク
ダイハツ工業株式会社
http://www.daihatsu.co.jp/
製品情報(ムーヴ)
http://www.daihatsu.co.jp/lineup/move/index.htm
製品情報(ムーヴカスタム)
http://www.daihatsu.co.jp/lineup/move_custom/

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スズキ「ワゴンR」

 次はスズキ「ワゴンR」。今年7月のマイナーチェンジでは30.0km/Lという低燃費を実現するなど、スズキの看板車種だけあって商品力に一層の磨きをかけてきた。オススメはFX セットオプション装着車だ。

 装備内容は、衝突被害軽減ブレーキの「レーダーブレーキサポート」と、前方の障害物をレーダー検知して前進時の急発進と急加速を抑制する「誤発進抑制機能」、急停止時にハザードが自動点滅する「エマージェンシーストップシグナル」、横滑り防止装置である「ESP」といった最新鋭の安全装備のほか、運転ポジションがしっかり決まる運転席シートリフターとチルトステアリングがセットになって、ベースグレードのFXにプラス5万400円とリーズナブルなプライスに収めている。

ワゴンR FX セットオプション装着車。「軽ワゴン低燃費No.1新世代エコカー」を開発コンセプトとし、低燃費化技術「エネチャージ」「新アイドリングストップシステム」「エコクール」を全車に採用する。ボディーサイズは3395×1475×1640mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2425mm。直列3気筒DOHC 0.66リッターエンジンは最高出力38kW(52PS)/6000rpm、最大トルク63Nm(6.4kgm)/4000rpmを発生。JC08モード燃費は30.0km/L(2WD/CVT)。衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」で使われるレーザーレーダーをフロントウインドー上部に搭載。約5km/h~約30km/hで走行中に、レーザーレーダーが前方車両を検知し、衝突を回避できないと判断すると自動ブレーキが作動する
ワゴンR FXのインテリア。ワンタッチで折りたためるリアシートを採用するとともに、多彩なシートアレンジが可能。また助手席シートアンダーボックスやインパネアンダートレイ(運転席)など、収納も豊富。加えてワゴンR FXセットオプション装着車では運転席シートリフターとチルトステアリングが備わっている

ワゴンR FX セットオプション装着車
メーカー希望小売価格(2WD):116万250円
自動車取得税/自動車重量税:免税
リサイクル料金:9310円

外部リンク
スズキ株式会社
http://www.suzuki.co.jp/
製品情報(ワゴンR)
http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
製品情報(ワゴンR スティングレー)
http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr_stingray/

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本田技研工業「N-ONE」

 本田技研工業のオススメは、現在人気沸騰中の「N-BOX」と同じく、Nシリーズの第3弾として2012年11月に登場した「N-ONE」である。昔懐かしいN360をモチーフとした愛らしいハッチバックスタイルが印象的だ。

 オススメはPremium・Lパッケージ。インテリアの質感にこだわったPremiumにプラス3万円で、側面衝突時の前席と後席の乗員を保護する「サイドカーテンエアバッグシステム」が装着されるほか、本革巻きステアリングも装備する。

同社初の軽自動車「N360」直系に位置づけ、「つねに革新と先進を提案する」というN360の志を引き継いだモデル。おすすめグレードはN-ONE Premium・Lパッケージで、ボディーサイズは3395×1475×1610mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2520mm。搭載する直列3気筒DOHC 0.66リッターエンジンは最高出力43kW(58PS)/7300rpm、最大トルク65Nm(6.6kgm)/3500rpmを発生。JC08モード燃費は27.0km/L(2WD/CVT)となっている
長く使ってもらいたいとの願いから、インテリアは端正ながら親しみを感じるデザインとした。後席はスライドが可能なほか、片側ずつ跳ね上げが可能な座面を跳ね上げることで、センタータンクレイアウトを活かしたフラットな床面に大きな荷物を載せることも可能になっている。Premium・Lパッケージは、側面衝突時の前席と後席の乗員を保護する「サイドカーテンエアバッグシステム」を標準装備するとともに、さらにシートバック横から優しく膨らむ前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)をオプションで設定している

N-ONE Premium・Lパッケージ
メーカー希望小売価格(2WD):139万円
自動車取得税/自動車重量税:免税
リサイクル料金:1万50円

外部リンク
本田技研工業株式会社
http://www.honda.co.jp/
製品情報
http://www.honda.co.jp/N-ONE

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日産自動車「DAYZ(デイズ)」

 日産自動車の注目は、今年6月に発売された同社として初めて企画段階から携わった「DAYZ(デイズ)」だ。オススメはハイウェイスターGターボ。搭載する新開発の3気筒ターボエンジンのカタログ燃費は23.4km/L(FFモデル)と、30.0km/Lの大台が当たり前の軽自動車市場においては平凡だが、低回転域から過給効果のあるターボ特性のため、街中から高速道路まで余力の大きな走行性能はかなりの魅力だ。

 また、駐車時に便利なアラウンドビューモニターや、フロントドアの紫外線99%をカットするスーパーUVカット断熱グリーンガラスなど、先進の便利&快適装備を標準装備しており、ハイウェイスターらしい先鋭的なエクステリアデザインも所有欲を満たしてくれそうだ。

15インチアルミホイール、オートライトシステム、アラウンドビューモニター(写真中央)、本革巻きステアリング、インテリジェントキー、4スピーカーなどを標準装備するDAYZ ハイウェイスターGターボ。ボディーサイズは3395×1475×1620mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2430mm。直列3気筒DOHC 0.66リッターエンジンは最高出力47kW(64PS)/6000rpm、最大トルク98Nm(10.0kgm)/3000rpmを発生。JC08モード燃費は23.4km/L(2WD/CVT)。DAYZ ハイウェイスターGターボの2WD車は安全装備としてVDC(ビークルダイナミクスコントロール)やフロントスタビライザーなどを標準装備する
DAYZ ハイウェイスターGターボは、ブラックを基調としたスポーティなブラック内装を採用する一方で、紫外線を約99%カットするスーパーUVカット断熱グリーンガラスや、タッチパネル式のオートエアコン(ハイウェイスターは全車標準)などを装備

DAYZ ハイウェイスターGターボ
メーカー希望小売価格(2WD):148万4700円
自動車取得税/自動車重量税:75%減税(-3万4300円)
リサイクル料金:8130円

外部リンク
日産自動車株式会社
http://www.nissan.co.jp/
製品情報
http://www2.nissan.co.jp/DAYZ/

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三菱自動車工業「i-MiEV」

 三菱自動車工業の看板軽自動車と言えば「eK」だが、あえてオススメしたいのは世界に先駆けて発売した電気自動車(EV)「i-MiEV」だ。

 この11月には装備の改善とともに、車両価格が値下げされた。中でも注目はエントリーグレードのM。値下げされても車両価格は245万9100円と軽自動車の検討範囲からは外れてしまいそうだが、平成25年度クリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金(上限74万円)を適用することで約172万円~となり、グッと現実的な価格帯になる。

 また、全国の自治体でEV普及のための補助金も引き続き用意されているので、自宅地域の補助金情報を調べてみるとよいだろう。Mの一充電走行距離は120kmで、省電力型ヒートポンプエアコンの標準装備で暖房使用時にも航続可能距離の減少を抑制できるようになった。EVはバッテリー切れが心配されるが、日常の通勤や買い物には十分な航続距離があり、ガソリン代などのランニングコストも抑制できる。地域によってはガソリンスタンドの数も減少傾向なので、家で充電できるのならばEVは現実的な選択肢の1つになるだろう。

11月に仕様変更が行われたi-MiEVは、上級グレード「G」の代わりに「X」を設定。エントリーグレードは引き続き「M」となっている。バッテリー容量は10.5kWh、一充電走行距離は120km(JC08モード)。新たにヒーターを使用した場合の電力消費が低下し、航続可能距離の減少が抑えられる省電力型ヒートポンプエアコンを標準装備した。冷房/暖房/デフロスターの操作をリモコン操作できる「MiEV リモートシステム」もオプションで用意。ボディーサイズは3395×1475×1610mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2550mm。「Y51」モーターの最高出力は30kW(41PS)、最大トルクは160Nm(16.3kgm)となっている

i-MiEV M
メーカー希望小売価格(2WD):245万9100円
クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金上限:74万円
補助金受給後参考価格:171万9100円(※補助金受給には自家用軽自動車の場合4年間保有義務あり)
自動車取得税/自動車重量税:免税
リサイクル料金:1万590円
メーカーオプション:MiEVリモートシステム:5万2500円

外部リンク
三菱自動車工業株式会社
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
製品情報
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/i-miev/

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西村直人:NAC

1972年東京生まれ。交通コメンテーター。得意分野はパーソナルモビリティだが、広い視野をもつためWRカーやF1、さらには2輪界のF1であるMotoGPマシンの試乗をこなしつつ、4&2輪の草レースにも参戦。また、大型トラックやバス、トレーラーの公道試乗も行うほか、ハイブリッド路線バスやハイブリッド電車など、物流や環境に関する取材を多数担当。国土交通省「スマートウェイ検討委員会」、警察庁「UTMS懇談会」に出席。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。(財)全日本交通安全協会 東京二輪車安全運転推進委員会 指導員