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三菱自動車、山下光彦副社長(開発担当)直属の組織「事業構造改革室」設置

開発本部、品質統括本部、監査本部の幹部メンバーで構成

2016年7月1日 発表

「事業構造改革室」の室長に就任した山下光彦取締役 副社長執行役員(写真は2012年の日産自動車在籍時に撮影したもの)

 三菱自動車工業は7月1日、6月24日付で取締役 副社長執行役員(開発担当)に就任した山下光彦氏の直属組織として「事業構造改革室」を設置したと発表した。

 燃費不正問題で国土交通省へ報告した再発防止策を速やかに進めるため設置されたもので、開発本部の幹部に加え、品質統括本部や監査本部の幹部を含めたメンバーで構成。室長には同日付で山下副社長が就任し、陣頭指揮を執ることになる。

 今後は同室の活動を通じ、再発防止策に盛り込んだ開発部門の透明性確保や恣意性の排除、自浄・主体意識の向上、検証体制の強化について、確実に実行・モニタリングしていくとしている。