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開通まで24時間! 首都高中央環状品川線で見かけたKP(キロポスト)など

山手トンネルの仕組みや工事について学べるパネルや模型が目白押し

2015年3月7日/16時 全線開通

山手トンネルの工事に使用した、シールドマシンと呼ばれる掘削機の模型が展示されていた

 首都高速道路は3月1日、3月7日16時の中央環状品川線の山手トンネル全線開通を控え、公募した一般ユーザーにトンネル施設を歩いて体験してもらう「山手トンネルウォーク」を開催した。

 今回で4回目となるリポートだが3回目までは
・首都高、開業直前の中央環状品川線の山手トンネルで「山手トンネルウォーク」を開催 (http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150302_690622.html
・開通カウントダウン! 首都高品川線の「山手トンネルウォーク」で展示された全モデルを写真で紹介 (http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150305_691295.html
・開通前日! 写真でみる首都高中央環状品川線の「山手トンネルウォーク」(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150306_691483.html

という内容でお届けした。開通まで24時間を切った最終回はトンネル内に展示されていたパネルや模型、そしてトンネル内のKP(キロポスト)についてリポートしていく。

「山手トンネルウォーク」の展示物

 トンネル内の外回りには、トンネルやジャンクションの構造や工法など解説する興味深いパネルや模型が多数展示されていた。

3環状線の概要
中央環状線の開通効果
中央環状品川線の概要
中央環状品川線の全体模型
五反田出入り口の構造
五反田方面から大橋JCTを望んだ構造
大橋JCTと山手トンネルの接続構造
五反田出入り口の構造
大井JCT付近の構造、りんかん線のトンネルのさらに下をくぐっている
大井JCT付近のイメージ図
大井JCTの開通前と開通後の構造
大井JCTの航空写真
大井JCTの鋼けた製作・架設工事写真
シールド工法の説明
シールド工法についてのしくみ
シールド工法、セグメント組立について
シールド工法を行う掘削機の模型(全体)
シールド工法を行う掘削機の模型(掘削する前面)
シールド工法を行う掘削機の模型(背面)
シールド工法を行う掘削機の模型(ななめ後ろ)
シールド工法を行う掘削機の模型(前頭部)
シールド工法を行う掘削機の模型(後方部)
山手トンネルの断面模型
山手トンネルの内壁に使うコンクリートブロック
シールドマシンの実物写真
山手トンネルの工事中の写真(内壁ブロックの搬入と設置)
山手トンネルの工事中の写真(内壁ブロックの運搬と設置作業)
山手トンネルの工事中の写真(内壁ブロックの設置作業)
山手トンネルの工事中の写真(内壁ブロックが完成し、道路を造る前)
シールドマシンのビット(記念品のためメッキ済)、使用前(右)と8km掘り進んだ後(左)。
シールドマシンのメインビット
シールドマシンのシェルビット
シールドマシンの強化型先行ビット
シールドマシンの2重ビット
大井JCT付近のトンネル構造
シールドマンの発進地点
シールドマシンの写真
シールドマシンの突入行程
シールドマシンの工程(模型)
トンネルの換気について
大井北換気所について
南品川換気所について
五反田換気所について
中目黒換気所について
山手トンネルの概要図
山手トンネルの断面図
山手トンネルの構造
山手トンネル開通の効果
羽田空港へのアクセス時間が短縮
五反田出入り口概要図
五反田出入り口の工程
大橋JCTの工程
大橋JCTの概要図
大橋JCTの工程
大橋JCTの工程写真(上半掘削)
大橋JCTの工程写真(上半鋼殻組立)
大橋JCTの工程写真(下半掘削)
大橋JCTの工程写真(下半鋼殻組立)
大橋JCTの工程写真(中間部撤去)
大橋JCTの工程写真(構築工)
首都高の点検についての説明(概要)
首都高の点検についての説明(点検時の装備1)
首都高の点検についての説明(点検時の装備2)
首都高の点検についての説明(高所作業車1)
首都高の点検についての説明(高所作業車2)
首都高の点検についての説明(高所作業車3)
首都高の点検についての説明(高所作業車4)
首都高の点検についての説明(高所作業車5)
半自動超音波深傷装置および深傷方法

トンネル内のキロポスト

トンネル内にはKP(キロポスト)と呼ばれるその路線の起点からの距離(km)の数字が書かれた看板がある。例えば山手トンネル内で「中10.18」と書かれていれば、中央環状線の大井JCTを起点にして10.18kmの距離にあるという意味。小数点以下2桁は緑地に白い文字、小数点以下1桁以下は白地に黒文字となっている。また、カーブ地点にはカーブを示すRの文字とカーブ半径の数字が書かれた看板もある。以下はトンネルウォークで見つけたキロポスト。残念ながらすべては網羅できなかった。

(シバタススム)