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首都高、中央環状品川線が3月7日16時に開通

中央環状線は全線開通。新宿~羽田空港は40分から20分へ、渋滞・混雑量は約4割減少

2015年3月7日16時開通

中央環状品川線の完成で羽田空港までの所要時間が短縮される
中央環状線内側の渋滞・混雑量は約4割減少するという

 首都高速道路は1月20日、大橋JCT(ジャンクション)~大井JCT間を結ぶ延長約9.4kmの中央環状品川線が3月7日16時に開通すると発表した。これにより中央環状線は全線開通となり、首都圏3環状道路(内側から中央環状線、外環道[東京外かく環状道路]、圏央道[首都圏中央連絡自動車道])の最初のリングが完成することになる。

 中央環状品川線は2013年度末の開通を目指していたが、2013年4月に出入口工事や換気所工事において出水が発生したため、開通時期を1年延期の2014年度末になると発表。その後2014年9月に開通時期が2015年3月になるとアナウンスされ、今回の具体的な日時の発表に至っている。

 中央環状品川線の完成で、首都高の都心環状線(C1)の渋滞はさらに改善するとみられており、中央環状線が大井JCTで湾岸線につながり、東京国際空港(羽田空港)へのアクセスがよくなることで、新宿~羽田空港間の所要時間は従来では約40分のところ、半分の約20分になることが見込まれている。

2014年11月に公開された建設中の大井JCT

(編集部:小林 隆)