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テスラ、デュアルモーター搭載で全輪駆動の「モデルS 70D」

「自動運転ハードウェア」に対応し、0-100km/h加速は5.4秒

2015年4月8日発表

937万円

 テスラモーターズ ジャパンは4月8日、車両フロント側にも駆動用モーターを搭載し、4輪を駆動して走るデュアルモーターAWDモデル「モデルS 70D」を発表した。価格は937万円。

 モデルS 70Dは70kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下に搭載。前後輪の車軸間に搭載したモーターを活用する「デュアルモーターAWDテクノロジー」により、2142kgというボディーながら0-100km/h加速を5.4秒で完了させる。最高速は225km/hで、航続距離は442km(NEDC)としている。

 このほかに70Dは自動運転ハードウェアに対応し、モデル Sで3月20日にアップデートされた「ソフトウェア 6.2」を搭載した状態で出荷される。これにより、自動緊急ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全技術、トリッププランナー&レンジ アシュアランス、スーパーチャージャー対応などの機能が利用できる。今後もパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを向上させるため、無料のワイヤレス ソフトウェアアップデートを随時提供するとのこと。なお、インパネ中央の縦型17インチタッチスクリーンのカーナビ対応は夏以降になる予定。

 また、70Dの追加に合わせ、モデルS全車のボディーカラーに「オーシャンブルー」「オブシディアン ブラック」「ウォームシルバー」の3色が追加されている。

(編集部:佐久間 秀)