三井物産オートモーティブ、GM車の販売を終了
車両販売とアフターサービスはゼネラルモーターズ・ジャパンが引き継ぎ

「キャデラック・エスカレード(写真は2011年モデル)」を除き、三井物産オートモーティブはすべてのGM車の販売から撤退する

2011年9月1日発表



 ゼネラルモーターズ・ジャパン(GM)と三井物産オートモーティブは9月1日、GM車の「ディストリビューター(販売代理店)契約」を11月1日以降に三井物産オートモーティブからGMへ移管すると発表した。

 今回の発表は米GMの戦略変更によるもの。三井物産オートモーティブは1992年から「スタークラフト」「ハマー」など累計約1万2000台を輸入・販売してきたが、この決定により今後は「キャデラック・エスカレード」以外の車種については、在庫限りの販売となる。

 これまで三井物産オートモーティブが販売した車両の販売とアフターサービスについては、GMが引き継ぐ。

 また、GMは今後、日本市場に「シボレー・キャプティバ」や「シボレー・ソニック」(今秋導入予定)などのニューモデルを投入し、潜在顧客に向け商品ラインアップの拡充を図るとしている。

【お詫びと訂正】記事初出時、「キャデラック・エスカレード」が今後も三井物産オートモーティブより継続販売される表記としましたが、キャデラック・エスカレードもゼネラルモーターズ・ジャパンが販売を引き継ぐ形となります。お詫びして訂正させていただきます。

(編集部:小林 隆)
2011年 9月 1日