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独ダイムラー、「メルセデスAMG GTロードスター」世界初公開

2017年2月に市場導入。476HPモデルと557HPモデルの2種類を設定

2016年9月28日(現地時間)発表

 独ダイムラーは9月28日(現地時間)、2016年パリモーターショーに先駆けて実施した「メルセデス・ベンツ メディア ナイト」で2シータースポーツモデル「メルセデスAMG GT」の派生モデル「メルセデスAMG GTロードスター」を世界初公開した。

「メルセデス・ベンツ メディア ナイト」で世界初公開された「メルセデスAMG GTロードスター」(写真中央)

 メルセデスAMG GTロードスターは、4.0リッターのV型8気筒ツインターボエンジンで476HPの最高出力を持つベースモデルに加え、エンジンパフォーマンスを557HP/680Nmに高めた「メルセデスAMG GT C ロードスター」をラインアップ。この2モデルが2017年2月から市場導入されるとのこと。

 メルセデスAMG GT C ロードスターは6月にイギリスで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開された「メルセデスAMG GT R」と既存の「メルセデスAMG GT S」のあいだに位置するモデルレンジとされ、「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」、切替式のパフォーマンスエキゾーストシステムなどを備えている。

 このほか、ルーフの開閉は最高50km/hまで操作可能で、11秒で動作を完了。オプション設定のAMG パフォーマンスシートでは初めて乗員の首に温風を送り出す「エアスカーフ」を装備している。

発表時の様子
メルセデス・ベンツ メディア ナイトではレース専用車両の「メルセデスAMG GT3」(左)や6月に世界初公開されたばかりの「メルセデスAMG GT R」(右)も展示された