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メルセデス・ベンツ、「メルセデスAMG GT」をマイチェン。計7モデルラインアップ

価格は1645万円~2382万円

2019年2月14日 受注開始

1645万円~2382万円

新型「メルセデス AMG GT」

 メルセデス・ベンツ日本は2月14日、メルセデスAMGによる完全自社開発スポーツカー「メルセデス AMG GT」の受注を開始した。価格は1645万円~2382万円。納車開始は8月以降を予定している。

 メルセデスAMG GTは2015年5月に初代モデルが日本デビューした2シータースポーツモデル。新しいメルセデスAMG GTでは内外装を改め、新規オプションとして「AMGダイナミックプラスパッケージ」を設定している。

モデルエンジン駆動方式ステアリング位置価格
メルセデスAMG GTV型8気筒DOHC 4.0リッター直噴ツインターボエンジン2WD(FR)左/右16,450,000円
メルセデスAMG GT S19,930,000円
メルセデスAMG GT C22,020,000円
メルセデスAMG GT R23,820,000円
メルセデスAMG GT ロードスター左/右17,880,000円
メルセデスAMG GT S ロードスター21,370,000円
メルセデスAMG GT C ロードスター23,090,000円
メルセデスAMG GT S
メルセデスAMG GT S ロードスター

 外観ではフロントマスクに、アロー形状のポジショニングライト&ウインカーや3つのリフレクターを持つハイ&ロービームなどのすべてにLEDを使い、明るくクリアな視界を確保する「LEDハイパフォーマンスヘッドライト」を新採用。

 リアビューでも変更を行ない、AMG GT R以外のモデルで新デザインの黒いディフューザーを採用。エグゾーストエンドは3種類が用意され、円形の「デュアルツインエグゾーストエンド」(AMG GT)、スクエア型の「デュアルツインエグゾーストエンド」(AMG GT S、AMG GT C)のほか、AMG GT Rではリアの中央に配置するセンターバーを持つ大型エグゾーストエンドに加え、左右のディフューザー内にブラックのエグゾーストエンド2本をレイアウトする特異なスタイルとなっている。

メルセデスAMG GT C
メルセデスAMG GT C ロードスター

 インテリアではステアリングの前方に12.3インチの高精細ディスプレイを使うデジタルメーターとセンターコンソールの10.25インチマルチファンクションディスプレイを標準装備。デジタルメーターのコックピットディスプレイではAMG独自の「クラシック」「スポーティ」「スーパースポーツ」の3種類から好みのデザインを設定できる。

 新設計となるマルチファンクションディスプレイでは、運転支援システムや車両情報などをアニメーション表示。車両の機能を直感的に認識できるようにしている。インパネ左右の情報表示は、ステアリングホイールに設置された「タッチコントロールボタン」を使って選択できる。また、センターコンソールに新設された8個のディスプレイボタンは、搭載するV型8気筒エンジンをモチーフとしたデザインとなっている。

フルLEDの「マルチビームLEDヘッドライト」を新採用
デジタルメーターのコックピットディスプレイと10.25インチマルチファンクションディスプレイを標準装備
ステアリングホイールに「タッチコントロールボタン」を装備

 エンジンは「M178」型のV型8気筒DOHC 4.0リッター直噴ツインターボエンジンを踏襲。最高出力と最大トルクはグレードごとに異なっており、最も高出力なAMG GT Rでは最高出力430kW(585PS)/6250rpm、最大トルク700Nm/2100-5500rpmを発生。0-100km/h加速は3.6秒、最高速は318km/hとしている。

AMG GTAMG GT SAMG GT CAMG GT R
最高出力350kW(476PS)/6,000rpm384kW/(522PS)/6,250rpm410kW(557PS)/5,750-6,750rpm430kW(585PS)/6,250rpm
最大トルク630Nm/1,900-5,000rpm670Nm/1,900-5,000rpm680Nm/2,100-5,500rpm700Nm/2,100-5,500rpm
0-100km/h加速(カッコ内はロードスターモデル)4.0s(4.0s)3.8s(3.8s)3.7s(3.7s)3.6s
最高速(カッコ内はロードスターモデル)304km/h(302km/h)310km/h(308km/h)317km/h(316km/h)318km/h

 新規オプションとなるAMGダイナミックプラスパッケージでは、ステアリングが専用セッティングとなり、引き締められたサスペンションを採用。パワートレーンとシャーシを一体化する「AMGダイナミックエンジントランスミッションマウント」が与えられて俊敏でスポーティな走りを実現するほか、インテリアでレザーDINAMICA仕様の「AMGパフォーマンスステアリング」が装着される。

 このほか、安全運転支援システムとして「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」「トラフィックサインアシスト」「ブラインドスポットアシスト」をセットにした「レーダーセーフティパッケージ」を採用。さらにテレマティクスサービスとして「Mercedes me connect」も設定されている。

【訂正】メルセデス・ベンツ日本よりヘッドライトについての訂正の連絡がありました。それに合わせて記事内容も訂正させていただきます。