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クラリオン、トレーラー特有の死角をカバーする「SurroundEye3+1」を開発

花見台自動車の「超低床ダンプトレーラ」に標準装備して6月発売

2017年5月19日 発表

「SurroundEye3+1」の表示イメージ

 クラリオンは5月19日、4つのカメラでとらえた俯瞰映像で安全走行を支援する車載カメラシステム「SurroundEye」の新システム「SurroundEye3+1」を開発。6月に発売を予定している花見台自動車の「超低床ダンプトレーラ」に標準装備として採用されたと発表した。

 トレーラー向けの安全走行支援カメラシステムとなるSurroundEye3+1では、トレーラーの後方と左右に固定した3つのカメラに加え、トラクタの後方や側面など自由な位置に「プラス1カメラ」を装着。3つのカメラでトレーラー部分の「コの字俯瞰映像」を表示しつつ、プラス1カメラでトラクタ後方や側面の映像を同時表示して、ステアリング操作をしたときにトレーラーとトラクタが別々に動くトレーラー特有の死角をカバーして安全性を高める。

 このSurroundEye3+1を装備した花見台自動車の超低床ダンプトレーラは、5月23日~26日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第26回 2017NEW環境展」(入場料:1000円)の花見台自動車ブースで車両展示を実施。また、クラリオンブースでも映像とパネル展示によって技術紹介が行なわれる。