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トヨタ、5ナンバーサイズのタクシー専用車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」
1.5リッターLPGハイブリッド搭載で、JC08モード燃費19.4km/L
2017年10月23日 16:17
- 2017年10月23日 発売
- 327万7800円~349万9200円
トヨタ自動車は10月23日、タクシー専用車両の新型車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」を発売した。標準グレード「和(なごみ)」、上級グレード「匠(たくみ)」が用意され、価格は327万7800円~349万9200円。月販目標台数は1000台。生産工場はトヨタ自動車東日本 東富士工場。
ジャパンタクシーの主な特徴は、利用者が乗降しやすく、車いすでの乗車も可能な構造とするため、低床フラットフロアや大開口のリア電動スライドドア(左側のみ)など、ユニバーサルデザインを採用。また、「Toyota Safety Sense C」、6つのSRSエアバッグの標準装備など安全装備を充実させた。
ボディサイズは4400×1695×1750mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2750mm。乗車定員は5名。
最高出力54kW(74PS)/4800rpm、最大トルク111Nm/2800-4400rpmを発生する直列4気筒 1.5リッターLPGエンジンと最高出力45kW(61PS)、最大トルク169Nmを発生するモーターを組み合わせた、リダクション機構付のTHSIIを採用。駆動方式は2WD(FF)となる。JC08モード燃費は19.4km/L。
エクステリアデザインの特徴は「クラウン(クラウンセダン、クラウンコンフォート、コンフォート)」のヘリテージを引き継ぎながらもモダンな表情を表現するため横基調の格子をモチーフとし、面を強調したラジエーターグリルを採用。また、視線移動が少なく車幅が把握しやすい電動リモコンフェンダーミラーを採用した。
標準グレード「和」のヘッドライトにはハロゲンタイプを採用。また、コーナーに配したターンランプからなるシンプルな構成で、親しみやすいくっきりとした表情とした。上級グレード「匠」は、Bi-Beam LEDヘッドライトとポジションランプ、ターンランプを1つのユニットに見せることで上質感と高性能イメージを表現した。
ボディカラーは、新規開発色の「深藍」のほか、「ブラック」「スーパーホワイトII」の計3色を設定。