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ホンダ、ハイブリッド制御や4WDの進化など「ヴェゼル」マイチェン

フロントシートの形状を刷新し、「CarPlay」「Android Auto」対応

2018年2月16日 発売

207万5000円~292万6000円

マイチェンして2月16日に発売される「ヴェゼル」

 本田技研工業は、コンパクトSUV「ヴェゼル」をマイナーチェンジして2月16日に発売する。価格は207万5000円~292万6000円。

 今回のマイチェンでは安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車に標準装備としたほか、内外装のデザイン変更、各種制御の見直し、装備の追加などを実施している。

モデルエンジン変速機駆動方式価格JC08モード燃費
G Honda SENSING直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴CVT2WD(FF)2,075,000円21.2km/L
4WD2,291,000円19.6km/L
X Honda SENSING2WD(FF)2,165,000円21.2km/L
4WD2,381,000円19.6km/L
RS Honda SENSING7速CVT2WD(FF)2,475,000円20.2km/L
ハイブリッド Honda SENSING直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴+スポーツハイブリッドi-DCD7速DCT2WD(FF)2,460,000円27.0km/L
4WD2,676,000円23.2km/L
ハイブリッド X Honda SENSING2WD(FF)2,539,000円26.0km/L
4WD2,755,000円23.2km/L
ハイブリッド Z Honda SENSING2WD(FF)2,710,000円23.4km/L
4WD2,926,000円21.6km/L
ハイブリッド RS Honda SENSING2WD(FF)2,810,000円25.6km/L

 外観ではバンパーやグリルの形状を変更してフロントマスクのイメージを改めたほか、インラインタイプのLEDヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付)を全車に標準装備。ボディカラーには新開発色の「オーロラアメジスト・メタリック」「シルバーミストグリーン・メタリック」、新採用色の「プラチナホワイト・パール」の3色を新たにラインアップする全8色を設定している。

フロントバンパーとフロントグリルの形状を変更し、インラインタイプのLEDヘッドライトを全車で標準装備
新開発色の「オーロラアメジスト・メタリック」(3万7800円高)
新開発色の「シルバーミストグリーン・メタリック」
新採用色の「プラチナホワイト・パール」(3万7800円高)
「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」(5万9400円高)
「ミッドナイトブルービーム・メタリック」(3万7800円高)
「ルーセブラック・メタリック」(3万7800円高)
「ルナシルバー・メタリック」
「クリスタルブラック・パール」

 インテリアではフロントシートの形状を変え、ステッチを変更してホールド性と質感を向上。制振材の追加や最適配置によって走行中の静粛性をさらに高めている。また、メーカーオプションとなるホンダ インターナビは、iOSやAndroid OSに対応するスマートフォンをUSB接続することで、カーナビの画面や音声で音楽再生や通話、マップアプリなどを操作できる「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応した。

フロントシートの形状を変え、ステッチを変更してホールド性と質感の向上を図った
メーカーオプションとなるホンダ インターナビは「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応
RS Honda SENSINGのインテリア
HYBRID Z Honda SENSINGのインテリア(ジャズブラウン内装)

 走行面ではエンジン内の高圧燃料ポンプの構造を見直して走行中のエンジン音を低減し、カムチェーンの摩擦低減などによってガソリンモデルのJC08モード燃費を最高21.2km/Lまで高めている。また、ハイブリッドシステムの「SPORT HYBRID i-DCD」にきめ細かなチューニングを施してスムーズな加速フィーリングを実現し、ハイブリッドモデルのブレーキペダルにリンク機構を追加。ブレーキ踏み込み時のペダル軌跡を最適化し、ブレーキ操作のスムーズさを高めている。

 このほか、4WDシステムとして採用している「リアルタイムAWD」ではトルク制御モデルをさらに進化させ、雪上での旋回や登坂発進といったシーンで安心感や上質さのある走りを実現している。

エンジン構造を見直し、ハイブリッドシステムの制御をチューニング。「リアルタイムAWD」のトルク制御モデルも進化させて雪上での走行性能を高めた