スクーデリア・フェラーリ、新型マシン「SF17H」をテスト

フェラーリの新型マシン「SF17H」

　スクーデリア・フェラーリは2月26日（現地時間）、新型F1マシン「SF17H」のテストをスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで実施。キミ・ライコネン選手が80周を走行した。

　新型マシン「SF71H」は、2017年モデルの「SF70H」と比較してホイールベースがわずかに変更され、サイドディメンションも冷却システムとともに修正された。

　テストでの最速タイムは1分20秒506。気温が低い状況で行なわれたテストについてライコネン選手は「今日の唯一の問題は天気だった」と語り、「最初の印象はよかったが、特に今日の状況で判断するのは時期尚早。タイヤは8℃で機能を発揮するように設計されておらず誰にとっても難しいもの。今、私たちはもっと走らなければならない」などとコメントした。

　また、コックピットエリアを保護するために設計された「Halo」については「保護なしで運転するのと何が違うのか気が付かなかった」とコメントしている。

新型マシン「SF71H」