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英アストンマーティン、「ヴァンテージ V600」にインスピレーションを受けた14台限定モデル「V12 ヴァンテージ V600」

フルカーボンのエクステリアに改良版V12 6.0リッターエンジン搭載

2018年5月9日(現地時間)発表

V12 ヴァンテージ V600

 英アストンマーティンは5月9日(現地時間)、オリジナルの「ヴァンテージ V600」にインスピレーションを受けたリミテッド・エディション「V12 ヴァンテージ V600」を発表した。クーペとロードスターが各7台限定で生産され、現在オーダーを受付中とのこと。納車は2018年第3四半期からの予定。

 オリジナルのVantage V600は、ヴァンテージシリーズのもっとも過激なバージョンとして1998年に登場。V8スーパーチャージャーエンジンを搭載し、600bhpの最高出力を誇ったという。

 今回発表されたV12 ヴァンテージ V600では先代モデルの「VH」アーキテクチャをベースにするヴァンテージが用いられ、製作はパーソナリゼーション・サービス「Q by Aston Martin」が担当。パワートレーンには、600PSを発生する自然吸気のV型12気筒6.0リッターエンジンのアップグレードバージョンが搭載されるとともに、トランスミッションには7速MTを組み合わせる。

V12 ヴァンテージ V600ではクーペとロードスターを設定。それぞれ7台限定で生産される

 エクステリアはフルカーボン製とし、オリジナルのVantage V600と同様にスタイリングが変更されたサイド・ストレーキに加え、パワーバルジを備えたボンネットを採用。そのほかカーボンファイバー製ディフューザーや4本出しのエキゾーストシステム、センターロック式の鍛造アルミニウムホイールなどを装備する。

 また、インテリアではカーボンファイバーやダーク・アルマイト仕上げのアルミニウムを多用するとともに、カーボンファイバー製のセンターコンソール、軽量シート、ドライバー・インフォメーションのダイヤルスイッチなどが専用品となっている。