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【JAF鈴鹿グランプリ 2018】佐藤琢磨選手と中嶋一貴選手が新型「SF19」でデモ走行

2018年10月26日~28日 開催

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されている「2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦 第17回 JAF鈴鹿グランプリ」。10月28日は、スーパーフォーミュラの新型マシン「SF19」がコース上に登場、佐藤琢磨選手と中嶋一貴選手によるデモランが披露された。

 ピットウォーク開催時刻の9時40分からスタートしたデモランは、佐藤選手のマシンがスタートできずに再スタートのためにスタッフが駆け寄る場面もあったが、中嶋選手に続いてすぐに佐藤選手も再スタート。中嶋選手のマシンに追いついた佐藤選手は、タイムアタックさながらの勢いでコースを周回。最後に2台揃ってチェッカーフラッグを受けた。

新型マシン「SF19」のホンダエンジン搭載車をドライブする佐藤琢磨選手
新型マシン「SF19」のトヨタエンジン搭載車をドライブする中嶋一貴選手

 走行後のインタビューでHALO(ヘイロー)の印象を聞かれた佐藤選手は「多少違和感があるけど、バイザーを閉めちゃうと上のバーは見えなくなっちゃう」と話し、インディーカーとの違いについて佐藤選手は「出ていくときに、いきなりうまくいかなくてちょっと焦っちゃったけど。タイヤの暖まりも1周ぐらいで、そのあとはずっとフィーリングはよかったですね」と、上機嫌でコメントした。

 もてぎでSF19をテストをしていたという、中嶋選手は「もてぎではタイヤとかのテストをしていたのですが、クルマのポテンシャルは高いところにあると思いますし、今日のこの状況では、現行のクルマから比べると違和感もあるが、いいクルマであることは間違いないです」とコメントした。