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スズキ「ジムニー」がクルマ部門賞を受賞した「Yahoo!検索大賞 2018」発表会

ジムニーと一緒に検索されたワードは「燃費」「シエラ」「車中泊」など

2018年12月5日 開催

「Yahoo!検索大賞 2018」のプロダクトカテゴリーでクルマ部門賞を受賞したスズキ「ジムニー」

 ヤフーは12月5日、検索数の上昇率で人物、作品、製品などを表彰する「Yahoo!検索大賞 2018」の発表会を開催。「プロダクトカテゴリー」でスズキの軽4輪駆動車「ジムニー」が「クルマ部門賞」を受賞した。

 Yahoo!検索大賞は2014年に創設され、「Yahoo!検索」で入力されたキーワードの中から、「パーソンカテゴリー(大賞+10部門)」「カルチャーカテゴリー(6部門)」「プロダクトカテゴリー(7部門)」「ローカルカテゴリー(47部門)」のジャンル別に、前年と比較して検索数が最も大きく上昇した人物、作品、製品などを表彰。2018年度は1月1日~11月1日の期間が対象となり、審査委員などを置かず純粋に数値のみで対象を決めることから、ヤフーでは「まさに国民が選んだともいえる賞」と位置付けている。

「プロダクトカテゴリー」の「クルマ部門賞」をジムニーが受賞。授賞式にスズキの受賞者が参加しなかったので、トロフィの贈呈などは行なわれず、発表のみとなった

 ジムニーは7月5日に20年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施して4代目モデルに進化。副変速機を備えるパートタイム4WDを採用する本格的4WD性能を持つ一方で、運転支援機能「スズキ セーフティ サポート」をグレード別に標準装備するなどの先進性を備え、機能美を体現したスタイリングでも注目を集めた。

 受賞につながる検索の急上昇理由としては「軽4輪駆動で本格的なオフロードを走れるモデルとして人気が高く、熱狂的なファンも多いスズキのジムニーが20年ぶり、4代目となるフルモデルチェンジを発表。ワイド版の『ジムニーシエラ』も同時に発表され注目を集めました」とされている。また、一緒に検索されたワードとして「新型」「シエラ」「価格」「燃費」「納期」「4代目」「カスタム」「車中泊」などが挙げられている。

会場内で行なわれた製品展示では、ジムニーのカタログやミニカーなどを紹介
各部門の製品展示
プロダクトカテゴリーはクルマ部門賞を含め7種類の賞が選出されている
各部門の受賞者に贈られたトロフィの見本展示も行なわれていた
Yahoo!検索大賞 2018で大賞となったのは、アイドル部門とのダブル受賞となった結成されたジャニーズ事務所所属の6人組男性アイドルグループ「King&Prince」
2016年から新設された「ローカルカテゴリー」では、検索ワードにスマートフォンなどで得られた位置情報を紐付け。47都道府県別の部門賞を選出している

 発表会では賞の発表に先立ち、ヤフー 常務執行役員 メディアカンパニー長 宮澤弦氏が登壇。Yahoo!検索大賞の歴史や創設の理由、賞の選定基準などについて解説。今年は平成として最後の実施になることから、パーソンカテゴリーの「スペシャル部門賞」として平成生まれの著名人から男女計2人を選出していることなども合わせて紹介した。

 また、宮澤氏は各賞の発表後にもスピーチを行ない「今年はわれわれも非常に驚かされたこととして、パーソンカテゴリーやプロダクトカテゴリーで2回目の受賞となる方が複数いまして、この検索大賞は前年からのジャンプアップ度合いで賞を決めていますので、創設した時には2年連続ということは現実的に起こらないだろうと想定していました。しかし、実際には安室奈美恵さんをはじめ2年連続で検索数が増え続ける現象が起き、プロダクトカテゴリーでも『“生”食パン』などが2年連続で検索数が増えています。また、羽生結弦さんに代表されるように、オリンピックイヤーになると必ず急上昇して4年ぶりにアスリート部門2回目の受賞をされるといったことが今年目立ったことでした」。

「今年は平成最後の検索大賞となりますが、安室奈美恵さんをはじめ平成を彩った、平成を振り返るにふさわしい方々が受賞し、今田美桜さんのように、来年以降の新しい元号でも大いに活躍されるであろう若い皆さまの両方が賞を彩ったことが特徴だったかなと思います。来年に新しい元号になりまして、今までとはまったく違うキーワードがたくさん検索されることになると思っています。来年の今ごろには第6回として、新しい元号にふさわしいご活躍をされた皆さまを表彰できればと思っています」とコメントした。

ヤフー株式会社 常務執行役員 メディアカンパニー長 宮澤弦氏
パーソンカテゴリーの各賞受賞者
宮澤氏からトロフィーが手渡された
各受賞者とゲストMCを務めた今田耕司氏のトークタイムも設定された