ケンウッド、スマホのようなフリック操作で文字入力できる新型“彩速ナビ”「MDV-L406W」「MDV-L406」

200mmコンソールに対応するワイドモデル「MDV-L406W」

　ケンウッド（JVCケンウッド）は、AVナビ“彩速ナビ”シリーズのエントリーモデルとなる「TYPE L」シリーズの新製品「MDV-L406W」「MDV-L406」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は各6万円前後（税別）。

　2019年モデルとなるMDV-L406WとMDV-L406では、先代モデルとなる「MDV-L405W」「MDV-L405」から高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」の搭載によるストレスのない快適な操作性、HDDナビと同等レベルのデータを収録しながら地図データなどの検索・表示の高速レスポンスを実現する独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」、直観的に操作できる「シンプル＆スマートGUI」の採用、準天頂衛星「みちびき」対応など、カーナビとしての高い基本性能を継承。

2DINサイズの「MDV-L406」

　新たにナビゲーション関連の機能で、スマートフォンなどで採用されている指先を画面上で滑らせて選択する「フリック入力」が文字入力で利用できるようになったほか、日の出、日の入りの時刻と連動して地図画面の色合いを変化させる「日の出/日の入り地図画面」、車両のライトの点け忘れをInfoウィンドウ内の警告表示と音声案内で通知する「日没ライト案内/警告」、一時停止情報がある交差点に差しかかった時に、一時停止アイコンの表示と音声で知らせる「一時停止表示」、検索した施設が営業時間外だった場合に「！」マークを表示する「営業時間外表示」などを採用。安全運転をアシストし、利便性を高めている。

　このほか、AV機能の面で運転席以外の人の眠りを妨げずに音楽を楽しめる「パッセンジャースリープ」、ワンセグTVやラジオなどの視聴時に人の声を聞き取りやすくする「クリアボイス」といった新機能を搭載している。