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トヨタ、WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロで2019年シーズン開幕
“ALL FOR WIN”を合い言葉にトリプルタイトル獲得を目指す
2019年1月21日 15:33
- 2019年1月24日~27日(現地時間) 開催
TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)は、1月24日~27日に開催されるWRC(FIA世界ラリー選手権)第1戦ラリー・モンテカルロに、3台の「ヤリスWRC」で参戦する。
参戦体制は、ヤリスWRC 8号車はドライバーがオィット・タナック選手、コ・ドライバーがマルティン・ヤルヴェオヤ選手。ヤリスWRC 10号車はドライバーがヤリ-マティ・ラトバラ選手、コ・ドライバーがミーカ・アンティラ選手。ヤリスWRC 5号車には新たにチームに加入したドライバーのクリス・ミーク選手、コ・ドライバーがセブ・マーシャル選手。
WRC復帰3年目となる2019年シーズンは、“ALL FOR WIN”を合い言葉に、2018年に獲得したマニュファクチャラーズタイトルの防衛とドライバーズとコ・ドライバーズタイトルといった、トリプルタイトル獲得を目指す。
チーム代表のトミ・マキネン氏は「新たなるシーズンの開幕に興奮しています。ドライバーのラインアップが変わり新たにクリスがチームに加わりましたが、他のチームも顔ぶれに大きな変更がありましたので、モンテカルロはきっと興味深い展開になるでしょう。もちろん、シーズンの開幕戦としてはとても難しいイベントですが、我々の選手は皆モンテカルロで多くの経験があります。ドライバーとして私がモンテカルロで成功したのは現役時代最後の数年間だった事を考えても、経験こそがもっとも重要であると思います。1年前と比べるとオィットはクルマに対する理解を深めていますし、ヤリ-マティは昨シーズン終盤本当に強力でした。また、クリスはチームとクルマにすぐ馴染んだので、我々はチームとして、自信を持ってモンテカルロに臨みます」とコメント。
2018年シーズンのドライバーズランキングで3位となったオィット・タナック選手は、第1戦に向けて「昨年よりもはるかにリラックスした気分でモンテカルロを迎えられそうです。12か月前は自分にとって全てが新しいことでしたが、今年はクルマもスタッフも昨年と変わらないので、今や本当に強いチームになったと信じています。昨年得た知識と経験の全ては、我々をより強くしてくれたはずです。昨年はタイトルにかなり近づいたので、今年はこれまでにないくらいハングリーな気持ちです。タイトルを獲得するためには賢くあるべきだと理解していますし、特に予想外の出来事に対して、賢明に対処する必要があります。昨年のモンテカルロでの2位は良い結果でした。それよりもひとつ上の順位を得られれば申し分ありませんが、そのためには本当に強力なライバル達との戦いに勝たなければなりません」とコメントしている。