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フォルクスワーゲン、「デューン・バギー」がEVで復活。ジュネーブショー 2019で公開

新型アーキテクチャ「MEB」をベースに開発

2019年1月30日(現地時間)発表

EV仕様のデューン・バギーをジュネーブショーで公開

 独フォルクスワーゲンは1月30日(現地時間)、スイス ジュネーブで開催される「第89回 ジュネーブ国際モーターショー」(プレスデー:3月5日~6日、一般公開日:3月7日~17日)において、EV(電気自動車)の「デューン・バギー」を世界初公開すると発表した。

 今回発表されたEV仕様のデューン・バギーは、同社が今後展開する新型アーキテクチャ「MEB(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)」を用いたモデル。MEBをベースにするEVファミリー「ID.(アイディ.)」の生産は2019年末から開始することが発表されており、5ドアハッチバックのコンパクトカーとSUV、Bセグメントセダン、ミニバンタイプをラインアップすることを予告。今回のバギーはMEBの多面性を示すもの、としている。

 デューン・バギーは1960年~1970年代に主にアメリカで流行したモデルで、当時の「ビートル」のシャシーをベースに開発。EV仕様のデューン・バギーもオリジナルに忠実に作られ、大径のオフロードタイヤを採用するとともに、ルーフやドアを備えない仕様となっている。