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トヨタ、「マークX」の生産を12月で終了。最後の特別仕様車「250S“Final Edition”」

2019年4月24日 発売

333万1800円~348万9480円

マークX 特別仕様車250S“Final Edition”

 トヨタ自動車は4月24日、「マークX」の生産を12月で終了すると発表。同日、ファイナルエディションとして特別仕様車「250S“Final Edition”」「250S Four“Final Edition”」を発売した。価格は333万1800円~348万9480円。

 今回の発表について、リリースでは「マークXは、1968年に前身モデルであるマークIIとして登場以来、50年以上にわたりご愛顧いただいておりますが、2019年12月をもって生産終了となります。ファミリーカーから始まったマークIIは時代の変化を敏感に察知し、容姿も進化しながらFRセダンの中心的存在として歩んできました。2004年にマークXに改名以降は、さらなる高みを目指し、『美しく』そして『意のままの走り』ができるクルマとしてこれまでその名を刻み続けてきましたが、いよいよその歴史に幕を閉じようとしています」と述べられている。

初代コロナマークII(1968年)
2代目コロナマークII(1972年)
3代目コロナマークII(1976年)
4代目マークII(1980年)
5代目マークII(1984年)
6代目マークII(1988年)
7代目マークII(1992年)
8代目マークII(1996年)
9代目マークII(2000年)
10代目マークX(2004年)
モデルエンジン変速機駆動方式価格
マークX 特別仕様車250S“Final Edition”V型6気筒DOHC 2.5リッター直噴「4GR-FSE」6速AT2WD(FR)3,331,800円
マークX 特別仕様車250S Four“Final Edition”4WD3,489,480円

 ファイナルエディションのエクステリアでは、スパッタリング塗装の18インチアルミホイールを2WDモデルに特別装備するとともに、ダークメッキのフロントバンパーモールを採用して上質感を高めた。ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、プレシャスブラックパールの全3色を設定した。

 インテリアではブラックとレッドを配色したアルカンターラ+合成皮革シート表皮と、レッドを配色したソフトレザードアトリム表皮を採用。さらに本革巻き4本スポークステアリングホイール、シフトブーツ、インサイドドアグリップ、フロントコンソールボックスなど随所にレッドステッチを施すことで、スポーティな印象を高めた。

 また、駐車時の接触や衝突の回避に貢献する「クリアランスソナー&バックソナー」を標準装備している。

マークX 特別仕様車250S“Final Edition”