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アストンマーティン、「女王陛下の007」公開50周年記念の「DBS スーパーレッジェーラ スペシャル・エディション」

30万007ポンドで50台限定。“ボンドカー”と同じオリーブグリーンに塗装

2019年5月22日(現地時間)発表

30万007ポンド(50台限定)

映画「女王陛下の007」の公開50周年を記念する限定モデル「DBS スーパーレッジェーラ スペシャル・エディション」(左)

 英アストンマーティンは5月22日(現地時間)、1969年に劇場公開された映画「女王陛下の007」の公開50周年を記念する限定モデル「DBS スーパーレッジェーラ スペシャル・エディション」を発表した。50台限定で価格は30万007ポンド(約4200万円)。納車開始は2019年第4四半期からとなる予定。

「新しいスーパーGTのフラグシップモデル」として2018年6月にデビューした「DBS スーパーレッジェーラ」をベースとするこの限定モデルでは、1969年に公開された映画の劇中に“ボンドカー”として登場するオリジナルの「DBS」と同様のオリーブグリーンをボディカラーに採用。通常はブラック塗装されて2トーンとなるルーフもボディ同色仕様に変更される。

 さらに外観では劇中のDBSの特徴を再現するため、通常はメッシュタイプのフロントグリルを水平方向に6本のクロームバーが走る専用メタルグリルにスイッチ。50周年を記念するロゴ入りの専用サイドストレーキも用意され、ボディにはカーボンファイバー・スプリッターやエアロブレードを装着。特徴的なデザインを持つダイヤモンド切削仕上げの21インチ鍛造ホイールを装備する。

30万007ポンドで50台限定販売されるDBS スーパーレッジェーラ スペシャル・エディション
DBS スーパーレッジェーラ スペシャル・エディション
フロントフェンダー後方のサイドストレーキに記念ロゴを設定
フロントグリルは“ボンドカー”のDBSを再現するため、6本のクロームバーを持つ専用メタルグリルに変更される

 インテリアでも“ボンドカー”をモチーフに、ピュアブラックレザーの内装トリムの基本としつつ、グレイ・ブレンド・アルカンターラをアクセントとして使用。シートやドアトリムなどにはレッドのパイピングやステッチが与えられ、劇中でライフルを収めていたグローブボックスにはレッドの内張りが設定されている。

 スペシャル・エディション用のオプションとして、トランク内に完全に収まるオーダーメイドのドリンクケースが選択可能。007シリーズのテーマに沿って製作されたこのドリンクケースは、DBS スーパーレッジェーラのキャラクターと完璧に調和しており、金属製の留め金を外して開けた内側にはレッドのフェルトを敷き詰め、シャンパンのボトル2本とシャンパングラス4個を収納できるという。

DBS スーパーレッジェーラ スペシャル・エディションのインテリア
インテリアはピュアブラックレザーをベースに、レッドをアクセントに使用
専用ロゴ入りのスカッフプレート
リアシート中央のセパレーターにも専用ロゴが刺繍される
Aston Martin On Her Majesty’s Secret Service DBS Superleggera Special Edition(28秒)