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トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」が事故を未然に防ぐ技術が高いクルマに
2018年度「自動車アセスメント」の予防安全性能評価で満点。大賞を受賞
2019年5月30日 16:22
- 2019年5月30日 発表
NASVA(自動車事故対策機構)は5月30日、2018年度(平成30年度)の自動車アセスメントの評価結果を発表。トヨタ自動車「アルファード」「ヴェルファイア」が予防安全性能の評価において満点となる126点を獲得し、予防安全性能評価大賞を受賞した。
予防安全性能評価は、衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術など、事故を未然に防ぐ自動車の先進安全技術に関するもの。2018年度から歩行者の事故が夜間に多い日本の実態を踏まえ、夜間歩行者に対応する衝突被害軽減ブレーキ性能を評価項目に加え、乗用車17車種、軽自動車4車種の計21車種で評価を実施した。
この中で、アルファード、ヴェルファイアが「被害軽減ブレーキ」「車線逸脱制御」「後方視界情報」「高機能前照灯」「踏み間違い加速抑制」のすべての項目で満点となる126点を獲得。予防安全性能評価大賞の受賞となった。
なお、15車種が最高評価の「ASV+++」(エーエスブイ トリプルプラス)を獲得した。
自動車アセスメントとは、国土交通省とNASVAが実施している、市販自動車を対象にした衝突時の乗員の被害軽減性能、予防安全性能などを比較する試験のこと。