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自動車事故対策機構、2018年度前期「JNCAP」結果発表。予防安全性能で「カローラ スポーツ」が最高得点
衝突安全性能は「エクリプス クロス」がトップに
2018年12月3日 13:09
- 2018年11月29日 発表
国土交通省とNASVA(自動車事故対策機構)は11月29日、2018年度前期の「JNCAP(自動車アセスメント)」の「予防安全性能評価」「衝突安全性能評価」の結果を発表した。
126点満点で行なわれる予防安全性能評価では、対象期間に発売された乗用車10モデルを対象に評価を実施。今回から「対歩行者被害軽減ブレーキ(夜間街灯あり)」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の評価が追加となっている。
この新項目2つで満点を獲得し、計122.4点となったトヨタ自動車「カローラ スポーツ」が最高得点で「ASV+++」の評価となっており、このほかスズキ「ソリオ」「ソリオ バンディット」、三菱自動車工業「デリカD:2」「デリカD:2 カスタム」(111.1点)、スバル「フォレスター」(122.3点)、本田技研工業「N-VAN +STYLE FUN・Honda SENSING」(120.6点)、「N-VAN L・Honda SENSING」(119.2点)、マツダ「アテンザ」(113.3点)、三菱自動車「eKスペース カスタム」「eKスペース」、日産自動車「デイズ ルークス ハイウェイスター」「デイズ ルークス」(93.2点)が最高評価の「ASV+++」を獲得している。
100点満点で行なわれる衝突安全性能評価では、三菱自動車「エクリプス クロス」が89.7点で最高得点となり、評価が行なわれた4車種すべてが最高評価の「ファイブスター賞」を獲得。得点はトヨタ「カムリ」、ダイハツ工業「アルティス」(85.5点)、スズキ「クロスビー」(85.2点)、ホンダ「オデッセイ」(83.9点)となっている。
NASVAのWebサイトでは、JNCAPの2018年度 予防安全性能評価の一覧と2018年度 衝突安全性能評価の一覧を紹介しており、それぞれの各試験内容を動画で公開しているので、合わせてこちらもご確認いただきたい。