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自動車事故対策機構、衝突安全性能評価で「フォレスター」「クラウン」が大賞に

2018年度「自動車アセスメント」評価結果

2019年5月30日 発表

スバル「フォレスター」がトヨタ「クラウン」とともに最高得点を獲得して衝突安全性能評価大賞を受賞

 NASVA(自動車事故対策機構)は5月30日、2018年度(平成30年度)の自動車アセスメントの評価結果を発表。スバル「フォレスター」とトヨタ自動車「クラウン」が衝突安全性能の評価において最高得点となる96.5点を獲得し、衝突安全性能評価大賞を受賞した。

 自動車アセスメントとは、国土交通省とNASVAが実施している、市販自動車を対象にした衝突時の乗員の被害軽減性能、予防安全性能などを比較する試験のこと。

 衝突安全性能評価は、2018年度からは乗員および、歩行者の新たな交通事故実態を勘案して、乗用車8車種、軽自動車3車種の計11車種で評価を実施。乗員保護性能評価(59点満点)、歩行者保護性能評価(37点満点)および、シートベルトリマンダー評価(4点満点)の合計100点満点として、得点により5段階(☆~☆☆☆☆☆)で評価を行なった。

 この中で、フォレスターとクラウンがともに最高得点となる96.5点を獲得。衝突安全性能評価大賞を受賞した。

最高得点を獲得して衝突安全性能評価大賞を受賞したトヨタ「クラウン」
衝突安全性能評価大賞の表彰を受ける株式会社SUBARU 商品企画本部 PGM 布目智之氏(右)
衝突安全性能評価大賞の表彰を受けるトヨタ自動車株式会社 Mid-size Vehicle Company MS 製品企画 ZS 主査 皿田明弘氏(右)

 なお、8車種が最高評価となる「ファイブスター」(☆☆☆☆☆)を獲得した。

衝突安全性能評価結果一覧