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三菱ふそう、ルイ・ヴィトン ジャパン専属のEVトラック「eCanter」を東京納品代行に納入

2019年7月23日 発表

 三菱ふそうトラック・バスは7月23日、ファッション物流事業を担う東京納品代行へ、EV(電気自動車)の小型トラック「eCanter」2台を納車したと発表。納車された2台のeCanterは、ルイ・ヴィトン ジャパン専属として東京都内店舗への運搬を担当する。

 これまでルイ・ヴィトン ジャパンと東京納品代行は、2014年にEVの小型貨物車両を日本国内に導入してきたが、東京納品代行では、ルイ・ヴィトン ジャパンの協力を得て日本国内の一部地域でEVトラックでの配送に切り替える。これはルイ・ヴィトン ジャパンの本拠地である欧州において、環境へ配慮した物流網構築が世界規模で求められている背景があるとしている。

 今回納車するeCanterは、7.5tトラックタイプ車両の小型EVトラックで、衣料品専用車となるハンガー車仕様。ハンガーに掛かっている洋服をそのまま積載することで、段ボール梱包による衣類などのシワを防ぐことができる。なお、ハンガー車仕様のEVトラックは、同社へ納車する「eCanter」が日本初という。

 東京納品代行 代表取締役社長 伊藤裕之氏は、「われわれ、物流業者は公道を利用して商売を営んでおります。併せて、地球環境を考える中で、少しでもエコ活動を実践したいと思っておりました。その中で、今回ご提案いただきました電気トラックは、ルイ・ヴィトン ジャパンさまからも非常に評価が高く、今後弊社のステイタスシンボルとして推進していきます。弊社は今後も、荷主企業さまと一体となり地球環境の未来を見据え『グリーン物流』を積極的に推し進めてまいります」とコメントしている。