ニュース
【鈴鹿10時間 2019】アウディ、最新のRSモデル「RS 5 スポーツバック」公開
450PS/600Nmの新開発V6 2.9リッターツインターボ搭載
2019年8月24日 18:01
- 2019年8月24日 発表
アウディ ジャパンは8月24日、8月27日に発売する新型モデル「RS 5 スポーツバック」を、鈴鹿サーキットで開催されている「鈴鹿10時間耐久レース」の会場で公開した。同モデルは「A5」シリーズの4ドアクーペ「A5 スポーツバック」をベースにした初のRSモデル。価格は1263万円(消費税8%込)。
RS 5 スポーツバックは、「R8」や「RS 6」など、アウディのハイエンドスポーツモデルの開発拠点であるAudi Sport GmbHが手がけたA5シリーズのトップモデル。1994年に初めてのRSモデルが誕生して以来、2019年で25周年を迎えるが、今回発表されたRS 5 スポーツバックは最新のRSモデルとなる。
エンジンは、新開発の最高出力331kW(450PS)、最大トルク600Nmを発生するV型6気筒 2.9リッターツインターボ「2.9 TFSI」を搭載。8速AT(ティプトロニック)とフルタイム4WDシステム「quattro」を組み合わせる。
大パワーを確実に路面に伝達するために、DRC(ダイナミック・ライド・コントロール)付スポーツサスペンションプラスや、リアアクスルには左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルを標準装備して、優れた高速安定性と操縦安定性を実現するという。
また、アウディ独自の燃焼方式Bサイクルを採用することより、燃費性能ではJC08モード燃費11.2km/Lを実現する。
RS 5 スポーツバックのエクステリアは、伝説のマシン「Audi quattro」を彷彿とさせるブリスターフェンダーを採用。全幅は標準モデルに比べて15mm拡大。20インチの5アームトラペゾイダルデザイン グロスアンスラサイト ブラックポリッシュト アルミホイールを標準装備。強力なセラミックブレーキもオプション設定した。
また、下部にquattroのロゴを配した専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、専用の前後バンパーやリアディフューザーを採用。また、マットアルミニウムルックとグロスブラックの2種類のカーボンスタイリングパッケージなどのオプションも用意。標準装備のマトリクスLEDヘッドライトはカラーベゼルを採用することで、ほかのグレードとの差別化を図った。
インテリアは、ダイヤモンドステッチングが施されたファインナッパレザーのSスポーツシートや、アルミニウムレースのデコラティブパネルを配した。また、ステアリングやセレクターレバー、センタコンソールサイドにアルカンターラを採用し、シートベルトも合わせて赤いステッチが施されたRSデザインパッケージをオプションで用意する。
インフォテイメントシステムも最新の「アウディ バーチャル コックピット」を標準装備、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとするさまざまな情報を表示できる。また、アウディプレセンスシティ(衝突被害軽減セーフティシステム)をはじめ最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載している。
【お詫びと訂正】記事初出時、価格についての表記に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。