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メルセデス・ベンツ、日本デビューを飾った新型「CLA」「CLA シューティングブレーク」「メルセデスAMG A 35」発表会

AクラスやBクラスに続く“尖った”3つのモデル

2019年8月27日 実施

新型「CLA」の発表会が開催された

 メルセデス・ベンツ日本は8月27日、フルモデルチェンジした4ドアクーペの「CLA」、5ドアシューティングブレークの「CLA シューティングブレーク」を発表。同日から予約注文を開始した。また、高性能なメルセデスAMGのエントリーモデルである「AMG A 35 4MATIC」も同時に発表し、予約注文が開始されている。

 同日に行なわれた発表会で最初に登壇した同社の上野金太郎社長は、「2012年の先代Bクラスから始まったMFA1アーキテクチャーを引き継いだ今回の新型AクラスをはじめとするMFA2モデル群は、ユーザーの多様なニーズにフィットするものとして開発されただけでなく、さらなるポテンシャルを革新しているとともに、安全性、利便性、新しい価値の走行性能などを提供する商品群となっています。具体的には新しい対話型インフォテインメントシステム『MBUX』や、フラグシップモデルのSクラス同等の安全運転支援システム、快適かつドライバーの意のままになる走行性能などです」と紹介。

メルセデス・ベンツ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO 上野金太郎氏

 さらに「新型Aクラスはデビューからすでに8000台以上を受注し、大変好評です。またBクラスもファミリーやアクティブユーザーに人気で、初めてのメルセデス・ベンツ車として購入されています。4月に登場したばかりのAクラス セダンは、コンベンショナルでコンパクトなセダンスタイルが魅力的な選択肢となっています。本日はこれらに続く“尖った”3つのモデルを紹介します」と続けた。

上野氏は今回発表されたCLAなどを含むMFA2モデル群は、ユーザーの多様なニーズにフィットするだけでなく、さらなるポテンシャルを革新する商品群と紹介

新型CLAのハイライトはデザイン

 新型CLAのプレゼンテーションを担当したのは、同社営業企画部 商品企画2課 中山怜氏だ。「CLAのハイライトは、何と言ってもデザインです。エクステリアデザインは“センシュアル ピュアリティ(官能的純粋)”というメルセデスデザインの基本思想に基づき、キャラクターラインやエッジをできるだけ減らし、曲面で表現されたボディは、シンプルながら陰影で表現される豊かな表情を持っています。サメの鼻先を思わせる低いフロントエンドによりボンネットは実際よりも長く見え、シャープさが強調されています。サイドビューは長く低く、なだらかなルーフラインと細いサイドウィンドウにより、エレガントかつスポーティなスタイルを演出しています。クーペモデルに共通するサッシュレスウィンドウを採用するとともに、Aクラスとは異なるデザインのヘッドライトは外側が膨らむ独特の形状で、先代CLAからの継続性を表現しています。さらにボディーバリエーションとしてシューティングブレークも用意し、ステーションワゴンの積載性も兼ね備えています」と説明した。

メルセデス・ベンツ日本株式会社 営業企画部 商品企画2課 中山怜氏
中山氏による新型CLAの説明で用いられた資料

 新型CLAは、4688×1830×1439mm(全長×全幅×全高。シューティングブレークの全高は1442mm)。インテリアは新型Aクラスを踏襲するもので、2枚のワイドスクリーンを横並びにした計器・ナビ画面、タービン形状の円形エアダクトがずらりと並ぶスタイルだ。室内幅は前方35mm、後方44mm、前席ヘッドルーム17mmの拡大が図られ、クーペスタイルながら快適な室内空間が実現している。

 CLA 250 4MATICが搭載する直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ「M260」型エンジンは、最高出力165kW(224PS)/5500rpm、最大トルク350Nm/1800-4000rpmを発生。7速DCTの「7G-DCT」と組み合わされ、通常時は100%を前輪に、状況に応じて効率的に後輪にトルクが配分される。

 もう一方のCLA 200 dが搭載する直列4気筒 2.0リッタークリーンディーゼルターボ「OM654q」型エンジンは、最高出力110kW(150PS)/3400-4400rpm、最大トルク320Nm/1400-3200rpmを発生。新開発の8速DCT「8G-DCT」と組み合わされ、前輪を駆動する。

 納車はCLAが10月ごろ、CLA シューティングブレークが12月ごろを予定。価格はCLA 200 dが472万円、CLA 250 4MATICが534万円、CLA 200 d シューティングブレークが482万円、CLA 250 4MATIC シューティングブレークが544万円となっている。

CLA 250 4MATIC
キャラクターラインやエッジを少なくして曲面で滑らかなボディラインや、サメの鼻先のような低いフロントエンドが特徴
CLA 250 4MATICのインテリア
CLA 200 d シューティングブレーク
リアコンビネーションランプはヘッドライトと同様に膨らみを持ったデザイン
リアゲートが大きく開くので、ラゲッジの開口部は広々としている
CLA 250 4MATICが搭載する直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ「M260」型エンジン。最高出力165kW(224PS)/5500rpm、最大トルク350Nm/1800-4000rpmを発生。トランスミッションには7速DCTを採用
CLA 200 dが搭載する直列4気筒 2.0リッタークリーンディーゼルターボ「OM654q」型エンジン。最高出力110kW(150PS)/3400-4400rpm、最大トルク320Nm/1400-3200rpmを発生。トランスミッションには新開発の8速DCTを採用

従来のAMG 45シリーズより購入しやすく

 次に高性能なメルセデスAMGのエントリーモデルとなる新型AMG A 35 4MATICを説明したのは同社マーケティング・コミュニケーション部 製品広報課の木下潤一氏だ。「A 35 4MATICは、新しいメルセデスAMG 35シリーズの端緒を切るモデルです。このシリーズはAクラスなどの前輪駆動アーキテクチャーモデルに高出力のエンジン、十分なトラクションを確保する4輪駆動システム、高い剛性とアジリティのためのシャシー、サスペンションのセッティングなど、高次元のドライビングパフォーマンスを実現し、さらに快適性も損なうことがないよう生産されたモデルです。従来のAMG 45シリーズよりお買い求めやすい価格設定となっており、メルセデスAMGのドライビングパフォーマンスをより多くのユーザーに体感してもらうことを目指しました」と紹介した。

メルセデス・ベンツ日本株式会社 マーケティング・コミュニケーション部 製品広報課 木下潤一氏
木下氏による新型メルセデスAMG A 35 4MATICの説明で用いられた資料

 メルセデスAMG A 35 4MATICが搭載する直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ「M260」型エンジンは、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」を採用することで最高出力225kW(306PS)/5800rpm、最大トルク400Nm/3000-4000rpmを発生。素早いシフト操作が可能な「AMGスピードシフトDCT」の7速DCTと組み合わされ、前後100:0から50:50に可変トルク配分するAMG 4MATICにより4輪を駆動する。ドライブモードは「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」「スリッパリー」「インディビジュアル」の5つが設定され、センターコンソールのAMGダイナミックセレクトで状況に合わせて選択できる。

 納車は10月以降が予定され、価格は628万円。またエクステリアカラーをデニムブルーとし、サイドにマックテックゴールドの専用デカールを装着するなどした発表記念特別仕様車「メルセデスAMG A 35 4MATIC Edition 1」も同時に発表され、こちらの価格は743万円とアナウンスされた。

メルセデスAMG A 35 4MATIC
18インチAMG5スポークアルミホイールや、メルセデスAMG専用スタイリングパッケージを装着
最高出力225kW(306PS)/5800rpm、最大トルク400Nm/3000-4000rpmを発生する直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ「M260」型エンジンを搭載。トランスミッションは「AMGスピードシフトDCT」の7速DCTを採用
メルセデスAMG A 35 4MATICのインテリア