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メルセデス・ベンツ、新型「Aクラス セダン」記者説明会。250台限定「A 250 4MATIC セダン Edition 1」をお披露目

「コンパクトでしっかり乗れる、幅広いお客さまから選ばれるクルマ」

2019年7月22日 開催

新型「Aクラス」にセダンモデルを追加

 メルセデス・ベンツ日本は7月22日、スポーツコンパクトモデル「Aクラス」に新たなボディバリエーションとなる「Aクラス セダン」を追加して、予約注文を開始した。

 Aクラス セダンのラインアップは直列4気筒 1.4リッター直噴ターボ「M282」型エンジンを搭載する「A 180 セダン」「A 180 Style セダン」と、日本初導入という直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ「M260」型エンジンを搭載する「A 250 4MATIC セダン」の3タイプ。加えて、発表記念特別仕様車の「A 250 4MATIC セダン Edition 1」が250台限定で用意される。

 価格はA 180 セダンが344万円、A 180 Style セダンが386万円、A 250 4MATIC セダンが476万円、A 250 4MATIC セダン Edition 1が582万円。納車はA 250 4MATIC セダンとA 250 4MATIC セダン Edition 1が9月ごろ、A 180 セダンとA 180 Styleは年末ごろの予定となるため、A 180 セダンとA 180 Style セダンは消費税率10%が適用された価格となっている。

250台限定の発表記念特別車「A 250 4MATIC セダン Edition 1」(582万円)
Aクラス セダンはメルセデス・ベンツ初となる前輪駆動アーキテクチャーベースのコンパクトセダンモデル。撮影車のA 250 4MATIC セダン Edition 1のボディサイズは4556×1796×1425mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2729mm。コッパーカラー(ブロンズ色)のアクセントが用いられている
専用装備の「ブラックシングルルーバーコッパーダイヤモンドグリル」
コッパーアクセントの入った「19インチAMGマルチスポークアルミホイール」。展示車はピレリ製「P ZERO」タイヤ(タイヤサイズは225/40R19)を装着
フロントフェンダー部に「EDITION」と記されたエンブレムを配置
「A 250 4MATIC セダン」とA 250 4MATIC セダン Edition 1に搭載される日本初導入の直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ「M260」型エンジン。最高出力165kW(224PS)/5500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgfm)/1800-4000rpmを発生する。エンジンラインアップはこのほかに「A 180 セダン」「A 180 Style セダン」に搭載される最高出力100kW(136PS)/5500rpm、最大トルク200Nm(20.4kgfm)/1460-4000rpmを発生する直列4気筒DOHC 1.4リッター直噴ターボ「M282」型エンジンを用意。トランスミッションはエンジン種類にかかわらず7速DCT(7G-DCT)の組み合わせ
A 250 4MATIC セダン Edition 1のインテリア
ステアリングには前走車に追従走行する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」やナビゲーションなどの操作スイッチを備える
シフトレバーはステアリング右奥
センターコンソールにはインフォテインメント機能を操作するためのタッチパッドを配置
リアシート
フロントシート
A 180 Style セダン Edition 1はシートステッチにもコッパー色が用いられる
アルミニウムのインテリアトリムには「EDITION」のロゴが入る
フロアマット
トランクスペースは420Lを確保。リアシートは4:2:4分割可倒式を採用し、さまざまな使い勝手に対応
センターコンソール背面には後席からアクセスできるUSB Type-Cの電源ソケットを2口設定

伝統的な3ボックスタイプでありつつも、若々しくスポーティなデザインに

 同日に開催された記者説明会では、メルセデス・ベンツ日本 営業企画部 商品企画2課 中山怜氏が新型Aクラス セダンのプレゼンテーションを実施。

メルセデス・ベンツ日本株式会社 営業企画部 商品企画2課 中山怜氏

 中山氏はまず、Aクラス誕生までの歴史について解説。中~大型のセダンを製造・販売しているブランドだったメルセデス・ベンツは、「より小型で高い安全性を持つクルマ」という市場のニーズに応えたモデルとして、1982年に「190E」を発売し、世界で約95万台を販売した。さらに小型で高い安全性をという要望に応え、1997年にはメルセデス・ベンツ初の前輪駆動モデルとなるAクラスを発売。このAクラスは万が一の衝突の際、エンジンが乗員の生存空間を潰さないよう、下に滑り落ちるサンドイッチコンセプトを採用した。

 また、「高品質で安全なクルマというブランドイメージの一方で、スポーティで若々しい、無理なく購入できるというイメージは不足していた」と話し、この課題を打破するため、2012年には新しいコンセプトのコンパクトカー商品群を発表。それが、先代Aクラスやより広い空間と日常の使い勝手を優先したマルチパーパスコンパクト「Bクラス」、現行型のコンパクトSUV「GLA」、流麗なデザインのコンパクトクーペ「CLA」となる。それらは、これまでメルセデス・ベンツに興味を持っていなかったユーザーに向けてアプローチするモデルとして、スポーティな内外装デザインを採用。クルマの基本骨格であるプラットフォームを共通化したほか、多くの部品を共有することで価格を抑え、多種多様なニーズに応えられるモデルラインアップとした。

Aクラス誕生までの歴史について説明するスライド
新しいコンセプトのコンパクトカーをラインアップ。プラットフォームは全車共通となり、ホイールベースも同じ

 2018年10月にはプラットフォームを刷新した新型Aクラスを発表。これまでの若々しくスポーティなイメージはそのままに、メルセデス・ベンツで最新の安全運転支援システムや、メルセデス・ベンツ初となる対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載。走行性能や静粛性についても高いレベルに引き上げ、発売から9か月で約7500台を販売。現在は生産が追いついていないという。また、先代から引き続き他ブランドからの乗り換えが約半数を占めているとのこと。

 さらに、6月6日にはプラットフォームをAクラスと共有し、乗員のためのスペースや荷室を広く確保した新型Bクラスも発表。今回、Aクラスに新たなボディタイプとなるセダンを追加するに至ったと紹介した。

新型Aクラスの販売状況
6月6日に新型「Bクラス」を発表

 Aクラス セダンは伝統的な3ボックスタイプのデザインを採用。2018年に1万8300台を超える販売台数を記録した「Cクラス」よりもひとまわり小さいサイズでありながら、前輪駆動という特徴を活かしてCクラスと同等レベルの室内空間を実現。「コンパクトでしっかり乗れるという特徴から今までのコンパクトモデル製品群のように若い世代だけでなく、幅広いお客さまから選ばれるクルマになると考えている」と中山氏は述べた。

Aクラス セダン
Aクラス セダンとCクラスのサイズ比較
Aクラス セダンの特徴

 また、Aクラス セダンの運転支援システムは上級モデルの「Sクラス」と同等の最新システムを搭載。中山氏はメルセデス・ベンツの運転支援システムの特徴を、「まるで人間が操作しているかのような自然な動きで、きごちなさがない」と紹介した。

運転支援システムについて
エンジンについて
Aクラス セダンのラインアップ

 なお、「輸入車は維持費がかかる」というイメージに対するサービスとして、3年間の新車保証に加え、点検費用やブレーキパッド、オイルなどをすべて無料で交換するメンテナンス保証を付帯。「新型Aクラスであれば、約21万円の追加費用で保証を5年間に延長できる」と紹介したほか、最長1週間メルセデス・ベンツの車両を借りられる「シェアカー・プラス」サービスや、リースプランについても解説。「今までメルセデスにお乗りいただけなかったお客さまにも乗っていただくための、あらゆる工夫を凝らしております」と語った。

「メルセデス・ケア」について
メルセデス・ベンツが所有するモデルを最長1週間借りられる「シェアカー・プラス」
リースプランについて

 中山氏は最後に広告キャンペーンについて触れ、2018年に声優の野沢雅子さんを起用した新型AクラスのTV-CMに続き、新型Aクラス セダンのCMには池田秀一さん、神谷明さんを起用。特設Webサイトで配信を開始したことを紹介した。

The new A-Class Sedan | 新型のセダンタイプ篇 + 車で心が震えた篇30秒版