ブリヂストン、スマホを用いたスタッドレスタイヤの摩耗状況診断サービス

スマートフォンでタイヤを撮影すると、摩耗状況を診断するサービスを提供

　ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンは、スマートフォンで撮影した画像を元にWebサイト上でスタッドレスタイヤの摩耗状況を診断するサービスを9月17日から提供する。

　このサービスは、ユーザーが自分で手軽にタイヤの摩耗状況を確認できるものとして提供され、乗用車用タイヤのトレッド面（接地部）をスマホで撮影し、その画像を元にAIがWebサイト上で摩耗状況を簡易診断して結果を表示する。これまで夏タイヤのみが対応していたが、今回からスタッドレスタイヤでも摩耗診断が可能となった。

タイヤを撮影するにあたってのアドバイスも表示

　ブリヂストン製のスタッドレスタイヤはプラットフォームを搭載し、新品タイヤの溝深さの半分（50％摩耗）になるとプラットフォームが露出。冬タイヤとして使用できなくなる。このサービスでは、AIがその溝の深さの目安を元に摩耗状況を診断し、結果は「良好」「注意」「警告」の3つのレベルで示される。

　なお、この診断はスマホで撮影された画像のみで行なう簡易的なものとなり、判定が安全な走行を前提とした継続使用の可否、交換の必要性を必ずしも保証するものではないとしており、診断結果に基づき、販売店でタイヤの相談をするよう勧めている。サービスでは、診断結果の表示後に一部の「タイヤ館」「コクピット」の店舗でタイヤに関する相談が予約できるサービスも提供している。